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スタッフブログ

通院しようか迷っているときに。

このブログは、通院されていない方や当院を卒業されたみなさんもご覧になられていると思います。

治療を終えられるときに「ブログ、これからも読みますね」と仰ってくださることもあり、

みなさんの暮らしの中の“ちょっとした箸休め”になっているといいなあ、と思っています。_20161020_165031

みなさん、お元気にお過ごしでしょうか。

時折、みなさんとのお話を思い出しては「どうされていらっしゃるかなあ」と思っています。

 

そして、通院を迷っておられるみなさん、こんにちは。

今、どういったお気持ちでホームページをご覧になられているでしょうか。

赤ちゃんが欲しいけど思ったより妊娠に時間がかかるなあと思っている方、

生理不順で妊娠に不安がある方、

年齢を気にされている方、どうして妊娠しないのかわからない方、

妊娠のチャンスがあるときになかなか夫婦生活をもてない方、

今通っている病院とは違う病院が気になっておられる方、

など、状況はそれぞれですよね。

 

初めて診察に来られたとき、

多くの方が「とりあえず来れてホッとしました」と仰います。

それだけ来られるまでに迷いや不安

―「できたら通わずに授かりたい」

「まさか自分が妊娠のために通院するなんて…」

「毎日忙しいのに、通院が負担になるんじゃないかな」

「何歳くらいまで診てもらえるんだろう」

「旦那が“わざわざ病院に行ってまで頑張らなくても”って言ってるし…」―

が、たくさんあるのですよね。

 

誕生日や記念日が近づいてきたり、

周りの妊娠・出産の知らせや、友達が不妊治療に通っていると聞いたとき、

生活状況が妊娠に集中できる状態に変わったときなどをきっかけに

来院される方もみられます。

ご自身が「よし!思い切って行ってみよう!」と踏み出す力になるようですね。

 

大切なことって、ご自身が、ご夫婦が、

これからどんなふうに人生を送っていきたいかということや

そのために今取り組んでおいたほうがいいことを

お2人の間でちゃんと共有できていることですよね。

身体の状態も気になるし病院に行ったほうがいいのかな、行かなくても授かれるかな、

と揺れる気持ちの中で、

「どうするか決める」ことを目的とせず

旦那さんにも答えを出すことを目的にしてもらわず、

ただ思っていることを話して、旦那さんの思いも聴いて、というやりとりの中で

自然とご自身の中で「こうしよう」と気持ちが固まってくるのではないかなと思っています。

 

臨床心理士  間塚

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