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妊娠を思いながらの歩み。


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当院では、最初の1~2周期の間に

基本的な検査は終えられるようなスケジュールを紹介しています。

そして、何も問題がなければタイミングからすすめていきますが

しばらくタイミングで妊娠に至らないようであれば、

人工授精、そして体外受精をご案内しています。

転院されて当院へこられた方や

できるだけ効率よく診てもらいたいと思っておられる方は

こういった流れに大きく戸惑われることは少ないようですが、

「ちょっと診てもらおう」という感じで来られた方は

「いやあ、それは、、、まだいいんじゃない?」と思うこともあるみたいです。

 

妊娠率は年齢と関係があるものですし、

後から「もっと早くにしておけばよかったな」と

過ごした時間を「無駄だった」と感じる方もいるので、

できるだけそういった思いをされないように

当院ではこのような方針にしております。

 

「今こう思っているから、今これを選ぶ」ではなくて

「この先後悔をしないように、今これを選ぶ」のは、

最初の間は、気持ちが“ぴったりしない”こともあるかもしれません。

「できたら今は、ここまではしたくないんだけど…」

と思う気持ちもありながら、

「まあ、でも…やっておいた方がいいし。妊娠したら気持ちも晴れるし頑張ろう」と

すすめておられる方もいます。

一方、「今の自分が感じていること」を優先した決断をされる方もいらっしゃいます。

「今、自分たちはここまでしようと思わないし、もう少し様子をみてから考えたい」と

自分たちの思いに沿ってすすめておられるようです。

 

妊娠のためにできることを効率よくやっていくことは

妊娠の確率をあげていくために、とても大事なことです。

一方で、妊娠に関する知識を得た上で、

自分たちは子どもを授かるためにどこまでの検査や治療を希望するのか、

考えながらすすめていくプロセスもとても意味があることですよね。

みなさんは今、どんなふうに歩みをすすめておられるのでしょうか。

「妊娠したいなあ」と思われてからこれまで、どんなふうにすすんでこられましたか。

少し振り返ってみてください。

そして、今の自分に、やさしく声をかけてあげてほしいのです。

さて、なんて声をかけますか?

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