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スタッフブログ

聞いたらスッキリしそうなこと、ありませんか?

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いろんな事情で当院に転院される方がいらっしゃいます。

診療内容や診療時間、立地、など、転院される理由はさまざまですが、

「説明が不足していた」 「もっといろんな提案をしてほしい」

といったことも多いです。

「私が妊娠したい想い、分かってもらえてないって思った」と

おっしゃる方も少なくありません。

 

数ヶ月の通院で妊娠に至るようならば、気になることがあってもやり過ごせるかもしれませんが

通院が続いていくと不安や不信は募りがちです。

同じように妊娠を希望している他の方はどんな治療をしているのか、

他にどんな検査があるのか、ネットで調べたり誰かに聞いたりした情報と照らし合わせては

「どうして私は薬を使ってもらえないのだろう」、

「なんでもっと『次はこうしてみましょう』と言ってもらえないんだろう」、

と、余計に不信を促進させる方向に考えてしまうこともあるのではないでしょうか。

 

そんなふうに自分の中ではたくさんたくさん考えているのに

“お医者さんの方から治療方法を提案するものだ”とか

“患者側から意見したら失礼なのかな”とか思ってしまうと

診療の状況は変わらずに時間が過ぎて

「あ、もう、ここ通っていてもダメかも」と、転院を決めるという流れになっているように思います。

また気になってはいても「バタバタしていて忙しそうだから質問しにくい」と思って、

断念される方もいらっしゃいます。

 

こういった話を聴いていると、

気になることや不安なことは聞いていくことがすごく大切だなあ、と思うのです。

そして、質問されるときに、「どうして薬使わないのですか?」とか

「他に方法はないのですか?」と言った、ピンポイントの質問よりも、

「卵胞の育ちをみてタイミングとるっていうのが6ヶ月続いて、それでも妊娠しないので、

このままでいいのか不安になってきました。薬を飲んで妊娠したという友達がいるのですが、

私も薬を使ったら妊娠できますか?」とか、

「検査も問題なくてタイミングをあわせているのにどうして妊娠しないのか、と考えてしまって…。

調べてみるとタイミングの次に人工授精があるみたいですが、私にはどうでしょうか?」とか

どういう気持ちになっていてその考えにたどり着いたのか、を伝えると

医師もよりみなさんの気持ちに即した回答をしやすいのではないかと思っています。

 

今、当院に通院中の方で、不安や気になることがあるけれど言いにくいって方がいらっしゃいましたら、

どういったことで気になっていらっしゃるのか、スタッフは知りたいと思っています。

先生とお話できそうならそうしていただけるといいですし

注射や薬の受けとりや説明のときにスタッフと話してもらってもいいですし

カウンセラーのところにきてもらうこともできますし

受付で「もう少し話を聞きたいのですが…」とお声かけくださってもいいですよ。

話しかけるのが苦手な場合は、毎回持ってきてもらっている問診票にお書きいただくと

先生が診察室でお答えくださいます。

解消できる不安はモヤモヤは解消しながら通院してくださいね。

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