TOP > NEWS > スタッフブログ > ストレス解消のために食べることについて。

スタッフブログ

ストレス解消のために食べることについて。

 

IMG00424

 

みなさんは、

ストレス解消のために

たくさん食べることはありますか?

 

この間、ドラマの中で、

女性が「ストレス解消のため」と言って

たくさん食べていたのですが、

その女性に男性が

「ストレス解消のために食べているのではなくて

 食べたいからストレスを言い訳にしているんですよね」

と、言っていたんです。

 

…さて、どっちが本当なんでしょうね。

 

普段は妊娠のために気をつけているけど、

生理が来たときは

お菓子めっちゃ食べます!とか

お酒飲みます!といった声は

しばしばお伺いします。

 

本当は思うように食べたいし

飲みたい日もあるけど

日頃はセーブしていて、

生理が来たときは

飲んだり食べたりすることをゆるしてあげよう!

というお考えなのですね。

きっとそれだけ

毎日意識してがんばっておられるのでしょうね。

時折そんなふうにして

こころを解放してあげるのも

すごくいいと思います。

 

ところで、

食べたい気持ちがずっと続いたり

毎日たくさん食べたりしている場合は、

それがストレス解消のためだとしても

心身のバランスが崩れている可能性もあります。

 

食べてストレス解消という解決策よりも

そのストレスの受け止め方や

違ったアプローチを考えた方がいいかもしれません。

 

また、食べることで、

満たされていない気持ちを

代わりに満たしているというように

解釈される場合もあります。

 

日頃我慢していて

時折、ご褒美感覚で

食べたり飲んだりするのは

楽しい感じもあって好きです。

ただ、すぐには解決できないモヤモヤや

一人で解決できないモヤモヤを

食べたり飲んだり

買い物したりして

解消している気分になることは、

ちょっと違う感じがしています。

 

気持ちと行動を結びつけて考えると

言い訳しながらその行動を続けていったり

パターン化することがあります。

やっぱり気持ちは気持ち、

行動は行動。

ストレスはストレス、

食欲は食欲だと思うんですよ。

「腹が立ったから焼肉に行く」と考えると

たくさん食べることへの罪悪感が消えて

ストレスも少し解消されるような気がするかもしれませんが、

「腹が立つことがあってまだモヤモヤしてるなあ…。」と

「さて、夜ごはんは何食べようかな。

 今日は焼肉が食べたい感じがするから、焼肉行こう!」は

別のものとしてそれぞれあるんだと思います。

 

ストレスについては

どうしていけそうか

どう受け止めていけそうか

どうつきあっていけそうか

一緒に考えていけたら嬉しいですし、

ご飯はできたら毎日おいしく食べたいですね。

 

 

 

 

臨床心理士 間塚

 

 

 

 

 

よくあるご質問