TOP > NEWS > スタッフブログ > 不妊治療の保険適用が始まります。

スタッフブログ

不妊治療の保険適用が始まります。

 

IMG00060_2

 

桜の季節になりました。

特に何か楽しみなことがあるわけではなくても

桜の季節ってちょっとうきうきした気分になりませんか。

 

桜の季節は、年度の変わり目です。

4月から生活が変わる方も

おられるのではないでしょうか。

無理しすぎずに、ぼちぼちと

新しい生活に慣れてくださいね。

 

さて、みなさんもご存知でしょうし、

4月になるのを待ち望んでいた方もおられると思いますが、

今まで自費診療だった人工授精や体外受精が

4月から保険適用の範囲に入ります。

経済的な負担が大きいと感じておられる方は多いので

うれしい変化ですよね。

 

とはいえ、今回の保険適用で、

今までできていたことが

できなくなる部分もあります。

 

例えばですが、

エコーや採血の1周期内の回数が制限されます。

今までは必要に応じて細やかに確認して

お一人おひとりのベストなタイミングを

先生が見極めてくださっていたのですが、

今後、保険診療では回数が決められていますので

今までと同じような診療ができなくなってしまいます。

「じゃあ、回数より多くエコーや採血が必要な場合、

 その分は自費で診てもらえないんですか?」

というご質問がありそうですが、

今回の保険適用の決まりで

1周期の間に、自費診療と保険診療を

混ぜることができないんですよね…。

(*先進医療と認定されているものを除く)

なので、保険診療で診療を受けられる場合は、

制限回数内で確認できる範囲まででの診療になります。

 

また、みなさんそれぞれ、

信頼している薬剤や治療法がおありかもしれませんが、

今まで処方していた薬剤や治療法が

全て保険適用になったわけではないようなのです。

ですので、ご希望の治療が

保険診療で受けられるかどうか、

先生と話し合いながら進めてくださいね。

 

一方で、体外受精における保険診療の制限は

移植6回まで(40歳から43歳未満の方は3回まで)で、

今までは採卵のみでも助成金を申請することができましたが、

これからは移植の度にカウントすることになります。

つまり、保険診療で体外受精・顕微授精を試みて

卵子が獲得できなかったり

受精卵ができなかったとしても、

その周期は保険診療の回数制限にカウントされません。

それに今まで助成金を使用した回数は

リセットされますので、

今から6回(あるいは3回)まで保険診療で移植ができます。

 

ただ、先にも触れましたように、

一周期にできる採血やエコーに制限があったり

保険適用になっていない薬剤や治療法があったりするので、

自分にあった採卵法でのチャレンジが

保険適用の範囲内では難しい場合も出てくると思うんですね。

そうすると、

自分の身体には合ってなさそうな方法で

保険適用で採卵を試みるか、

自分の身体に合ってそうな方法で

自費診療で採卵を試みるか、

というような選択肢も出てくるかも…なのですよ。

 

なんとも、歯痒いです…。

 

お一人おひとり、身体の状態が違いますので

様々なケースの方に対応した保険適用制度にしてほしいなあ…。

と思うのですが、

みなさんにとっては、いかがでしょうか。

 

ただ、二人で現状を把握して、

二人で考えて決めていただくということは、

今までと一緒です。

もしかしたら、今まで以上に、

二人で現状を把握していただく必要

何を選択するか二人でしっかり相談していただく必要が

出てくるかもしれませんね。

 

治療をすすめていくうえで

何か困ったことや

うまくいかないことがあったとき、

とりあえずご相談ください。

誰かと話すと

今までより自由に考えられたり

やる気が出てきたり

こだわりを捨てられたり、

そういった話す前には思いつかなかった変化が

訪れることもありますよ。

 

 

臨床心理士  間塚

 

 

 

 

 

 

よくあるご質問