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2018.04.20

説明会のお知らせ

説明会

当院では、毎月「一般治療および体外受精の説明会」を開催しております。

2018年5月19日(土)

14:00より一般治療説明会、15:00より体外受精説明会を行います。

ご予約のうえご参加下さい。

*尚、説明会当日の診療の予約は12:00までとさせていただいております。

 

《今後の開催予定》

6月16日(土)

7月21日(土)

8月18日(土)

14:00より一般治療説明会、15:00より体外受精説明会を行います。

ご予約のうえご参加下さい。

*会場等の都合により変更する場合がございますので、御了承願います。


2018.04.02

新しい年度が始まりました

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新しい年度が始まりました。

春になって過ごしやすく、あたたかくて気持ちがいい時期ですし

気持ちも新たに暮らしていきたいですね。

 

初めて来院されるとき、多くの方が、

「なんで妊娠しないんだろう」と思って来られるかと思います。

「原因を治して、妊娠したいんです」と仰います。

妊娠に至りにくい要因があるのかどうか、基本検査をすることで、

例えば、卵管の通過性が確認できなかったり、精液の状態がよくないことが分かったり、

しばらく通院しても妊娠に至らない場合、体外受精をしてみることで

思ったより受精率がよくないことなどが分かるかもしれません。

 

そういったことで、夫婦生活では妊娠に至らなかったことに対して

説明できる何かが分かることがあります。

(補足ですが、必ず妊娠に至りにくい要因が見つかるかというと、そうではありません。

また、“妊娠に至りにくい要因がある” = “それが原因で妊娠しない”と言い切れるかというと、

その限りではありません。)

ただ、私は、このようにも思っています。

「もし説明できる何かが分かったら、“なんで妊娠しないんだろう”という思いはなくなるのだろうか」と。

この“なんで”には、原因を求める意味と、

“どうして私は授からないの?”という意味があって、

“どうして私は授からないの?”ということに対しては誰も説明できないと思うんです。

 

妊娠を待ち望んでいる間、

この“なぜ?” “どうして?” は、ずっとどこかにあるのではないでしょうか。

 

生きていく上で、この上ない喜びもあれば、不条理な出来事もあります。

到底、受け容れられないことが起こることもありますよね。

私は、嬉しいことがあったら一緒に喜んで

悲しいことや怒りを感じることがあったら傍にいて、

妊娠を想いながら過ごされているみなさんの“今”にお付き合いしていきたい、と思っています。

 

 

臨床心理士 間塚

 

 

 


2018.03.23

“あなた”のこと、お聴かせください。

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初診時に(初診のときに臨床心理士が対応できない場合は後日になりますが)、

カウンセリングのオリエンテーションをしています。

きっとみなさん、“カウンセリング”に対しての印象がそれぞれにあると思いますので、

当院ではどういった目的でカウンセリングがあるのかをご説明させていただく機会としています。

 

最近、説明をしたり聴き取りをしたりする人を“カウンセラー”と呼んでいる病院もありますが、

私は臨床心理士なので、心にアプローチをしています。

「臨床心理士と初めて会った!」という方は、

「特に悩んでないので、何を話したらいいものなんですか?」

「みんなどういうことを話していかれるんですか?」

と、初めての出会いに少し戸惑われることもあります。

私も、自分が臨床心理士になっていなくてあまりカウンセリングのことを知らなかったら、

初めて会ったときは同じように感じるかもしれないなあ、と想像しています。

 

オリエンテーションのときにカウンセリングに対する印象をおうかがいすると、

“ストレスが溜まっている人が相談に行くところ” “心が病んだら行くところ”

と思ってらっしゃる方が少なくありませんが、いかがでしょうか?

私は(私に限らず、臨床心理士はそうなのかもしれませんが)

ストレスや悩みや困っていることを聴くのではなくて

“あなた”を聴きたいと思っています。

 

妊娠を願う暮らしの中で、いろいろな自分に出会うことと思います。

結婚したら妊娠すると思っていたのに(あるいはもっと早く結婚するつもりだったのに)

思い描いていた人生とは違ってきたことで心が揺れたり、

旦那さんやご家族に対して支えてくれることに感謝したり、

なかなか妊娠しなくて申し訳なく思えたり、

「私はまだ不妊じゃない」と思いたい自分がいたり、

「体外受精にすすんだら妊娠できる」と期待しつつ「もし結果が出なかったら」を考えて不安になったり、

最近卵が凍結できない周期が続いていて、やっと凍結できてすごく嬉しかったり・・・。

いろんなこと思ったり感じたりされていると思います。

そういった“あなた”のいろんなことをお聴きすることを通して、

みなさんに心が少し軽くなったり、ゆるんだり、じんわりホッとするのを感じていただけると、

とても有意味な時間になると思って、私はここにいます。

心も身体も大切にいたわって過ごしていきましょう。

 

臨床心理士 間塚

 

 

 


2018.03.08

不妊治療と仕事の両立、心配ですか?

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耳にされた方もいらっしゃると思いますが、厚生労働省が行った実態調査で、

不妊治療のために離職した人が16%だったことが明らかになったと、

先週ニュースになっていました。

治療と仕事の両立をどういったところで難しく感じるかについては、

“通院回数が多い”こと、次いで“精神面で負担が大きいこと”が理由でした。

 

確かに、通院回数が多くなる時期は、仕事と通院で生活にゆとりがなくなることもあるかもしれませんね。

また、定時に帰れないのが日常という職場もまだまだ多いことでしょう。

「今日は早めに切り上げて病院行きたいのに!」と思っていても、

周りの人が残業していると「帰りたい」とは言い出しづらいこともあるでしょうし、

でも妊娠のためには病院に行きたいですし、

そんな状況が何度もあると、時には泣きたくなってしまうこともあるのではないでしょうか。

治療の性質上、また、今の職場環境や支援状況、治療への理解度からは、

仕事にも治療にもどちらにも全く皺寄せがない状態を続けていこうと思うと、

難しく感じる方もいらっしゃるかもしれません。

 

ところで、私はこのニュースをみたときに、

“不妊治療をしている方は離職率が高くなりますよ”という報せなのかな、と思いました。

けれど、平成28年の雇用動向調査結果(厚生労働省)では、

全体の離職率は15%、女性では17.7%なので、

不妊治療をすると離職率が高くなるということではないようなのです。

みなさんは、どのように受け取られましたか?

 

当院は火曜と木曜は19時30分までの受付ですし、

月曜、水曜、金曜は8時からの早朝診察もありますので、

勤務時間に合わせてうまく利用していただけたら比較的両立しやすいのでは、と思っております。

治療をしているとは言わずに職場の休業制度を利用して両立されている方や、

上司などに事情をお話されて両立しやすいように協力を得られている方など、

治療も仕事もできるように、みなさんそれぞれ工夫をして続けておられますよ。

もし「不妊治療を始めると、仕事やめないといけないかも!」と心配されている方がいらっしゃったら、

離職率のニュースでは“84%は離職していない”という結果になっていますし、

最初から完璧に進めようとしないで、とりあえず両立できる範囲から始めてみられてはいかがでしょうか。

進めていくうちに、仕事との折り合いのつけ方がわかるようになるかもしれません。

 

一方で、仕事をやめて「意外と仕事自体がストレスだったんだなあ」と実感される方もいらっしゃいます。

それから、今までできなかった家事や自分を労わる時間ができて喜ばれたり、

「仕事しないで家にいるほうが性に合うかも!」と気づかれる方もいらっしゃれば、

「やっぱりずっと家にいるとなあ…」と、治療と両立できそうなペースでお仕事を始める方もおられます。

私は、両立していくのも、治療を機に一旦仕事をやめてみるのも、

どちらもメリットはありますし、どちらも正解だと思っています。

今の自分にとって、前向きな選択を重ねていっていただきたいな、と思っています。

 

臨床心理士 間塚

 

 


2018.02.26

こころが守ってくれてるんだ。

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先日、ヒーリング体験をしてきました。

ヒーリングは、心身の不調の原因をとりのぞき本来の状態に戻していく手法の一つです。

ヒーリングを紹介したくてブログに書いているわけではないのですが、

そのときの体験や感じたことを伝えたかったので、少しお付き合いくださると嬉しいです。

 

私は、ヒーラーさん(ヒーリングをしてくれる人)に、

「(気持ちが)麻痺してるね」と言われました。

そう言われてドキッとして、なんとなく自分でも思い当たる状態だったので、

「やっぱりそうだったんですね」と答えました。

すると、

「熱いお風呂に入ると、『熱っ!』ってすぐに湯船から出るけど、

ぬるま湯から浸かっていて、少しずつお湯が熱くなっていくと、

いつもだったら熱く感じる温度でも『熱すぎるっ!』とは感じずに、我慢できるでしょ。

それって麻痺しているよね。」

と説明されて、納得しました。

 

ヒーラーさんに言われたことを思い巡らせていると

この“麻痺している”状態にいる方って意外と私だけじゃないのでは?、と思い至りました。

夫婦関係だったり、職場だったり、

家族関係だったり、生活環境だったりで、

“なんとか耐えられる(耐えなきゃいけないと思っている/ここは耐え切りたい)状態”が

長く続いているときは、本当は感じるはずの気持ちを感じないようにしようと

こころが機能していることがあるのではないでしょうか。

そして、妊娠を希望している状態でも時にはそういった機能が働くのではないかな、と思ったのです。

 

私は、ヒーラーさんが感じて「麻痺しているね」と言ってくださったことがしっくりきて、

「ああ、そういう状態だったんだあ!」と、

気になることを見つけてもらってわかってもらったような気分になって、少し安心しました。

そうやってちょっとホッとすると、

これまでの反応や関わり方では麻痺させてしまっていた気持ちについて、

“そういう気持ち、そりゃあるよね”と、ちゃんと思えました。

一方で、麻痺をさせていたのは、きっと何かしらの感情から自分を守るためだと思っていて、

自分が気づかないところでこころは自分を守っていたんだなあ、とありがたくなりました。

こころの機能ってすごいなあ、と、改めて思った時間でした。

 

 

臨床心理士 間塚

 

 

 

 


2018.02.16

大変さは比べることができるでしょうか?

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ちょっと無理をしたり、キツく感じることがあったときに、

時折、自分よりも大変そうな思いをしているであろう知人を思い浮かべて、

「あの人の方が私よりもっと大変だろうから、頑張ろう」と思うことはありませんか。

 

そうやって思うことで、自分の大変さを“比較的軽いもの”と捉えなおしたり、

「まだ頑張ろう!」と自分を鼓舞したりと、

一歩先へ足を出すための推進力にしていることってありますよね。

 

ところで、私はよくこんなふうにも思います。

「大変さって比べられるものなのかな?人と比べて軽く思えるからといって大丈夫なものなのかな?」と。

 

ネットなどからたくさん不妊治療の体験談を見聞できますので、

他の人の状況を知っては、

「私はまだ体外受精じゃないから大変じゃない」

「私は卵が採れるから、採れない人より大変じゃない」

「この人よりは主人が協力的だから大変じゃない」

「私は旦那の両親が理解してくれているから、この人より大変じゃない」と、

どちらかと言うと“これで大変だと思ってはいけないんだ”といったふうに

思う場合もあるのではないでしょうか。

 

私は、自分が感じる大変さは、誰かと比べるられるものではないと思っています。

把握できる情報からは、他の人よりも自分は大変には思えなくても、

大変さを感じているのだったら、今は自分にとっては大変なんだと思います。

そう思っている自分に、

「他の人はもっと頑張っている人がいるんだから、まだ頑張れるよ」と言うばかりではなく、

「頑張ってるもん、大変なことやってるもん、私!だから、ちょっと楽もするんだ」

「自分が今どんなふうに感じているか、旦那には分かっておいてもらおう」

って、ちゃんと労わってあげることも大切なのではないかな、と思っています。

 

臨床心理士 間塚

 

 


2018.02.06

隣の家族は青く見える

 

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今クール、“隣の家族は青く見える”というドラマが放送されています。

妊娠を希望している深田恭子さん演じる奈々と、松山ケンイチさん演じる大器夫妻を軸に、

コーポラティブハウスで暮らす様々なかたちの家族模様を描いているドラマです。

ご覧になられている方、いらっしゃいますか?

 

妊娠したくて通院もしているのになかなか結果が出ない状況になったときに

どういうことで大変だったり傷ついたりするのか、

カウンセリングルームでもよく聴くエピソードがドラマにもたくさん出てきます。

旦那さんとの温度差があって「男の人には分かってもらえない」と思う一方で

旦那さんが自分ほどは思いつめていないから気持ちが救われるところもあったり、

親族の妊娠を喜べなくてその場が辛かったり、喜べない自分を嫌になってしまったり、

生理が遅れると妊娠の期待が高まって、生理が来てしまったときのショックが大きすぎたり…。

妊娠を望んでいてそういったことを体験することはよくあるのですが、

妊娠を望んでいる状況でない方にも、そういったときどういう気持ちになるのかということを、

“他人事”でなく身近なものとして想像できるドラマなのではないかな、と思っています。

 

今週は第4話です。

予告では通院先の医師から、人工授精をすすめられているシーンがありました。

その提案と自分たちの状況や想いとを、どのように判断していかれるのでしょうか。

 

このコーポラティブハウスで暮らしている他の家族も

あたりまえのことですが、それぞれの家族がそれぞれ“なにか”を抱えています。

“妊娠したいのになかなかできない”というところだけでなく、

どんな人も、他人にはなかなか分からなかったり見えないところで

その家族の“なにか”とつきあいながら暮らしているということを改めて気付かせてくれます。

ドラマの中にも「自分の物差しだけで他人を測るなって言ってんのよ!」という台詞がありましたが、

自分の価値観で判断しないで周りの人の状況を想像したり受け止めていくことで

もっと器の広い世の中になっていけるのではないかなあ、と思っています。

 

 

臨床心理士 間塚

 


2018.01.31

男性不妊外来のお知らせ

毎月第1・第3水曜日の18:30〜19:30

男性不妊専門の藤末医師による診察を行っています。
※精液検査をご希望の方もこちらの受診をお勧めします。


2018.01.29

相手の気持ちって、分かるものでしょうか?

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時折、「心理士は人の心が分かるんだ!」と思われていることがあって、

お話をしてして「私の心、見透かされていそう!」と言われることもあるのですが、

”心”って、分からないものです。

むしろ、他人の心は分からないもので、自分の心でさえも分かりきれるものではないからこそ、

心の在り方や働きを確認していく役割を臨床心理士が担っています。

 

夫婦で妊娠のことを話そうとして、相手がいい顔しないようだと、

「治療しなかったら子どもを授かる可能性が低くなるのに、どうしてそんな顔するんだろう?

本当に子どもを欲しいわけじゃないんだ!」

と、思うかもしれません。

 

でも、相手が“いい顔しなかった”のは「本当に子どもが欲しいわけじゃないから」とは

限りませんよね。

例えば、その時は疲れていて「また今度にしてほしいな…」と思ったのかもしれませんし、

自分が責められているように感じられたのかもしれませんし、

話の内容のことではなく、言い方が嫌だったのかもしれませんし、

なぜ“いい顔しなかった”のかはわからないなあと思います。

もしかしたら、こちらが期待した反応じゃなかっただけで

相手にとっては、決して“いい顔をしなかった”わけではないのかもしれません。

 

こういったやりとりをどう受けとめていくかは

お互いの性格や相手との関係性で変わっていきますよね。

相手の反応に、悲しかったり、ショックだったり、ちょっと腹が立ったりする自分もいますが、

相手がどうしてそういった反応だったのか、ということには、たくさんの可能性がありますし、

自分の中で答えを決めすぎてしまわれずに、また機会をみて話してみられてはどうでしょうか。

 

夫婦であっても、聴いてみないとわからないことがたくさんあります。

そして、伝えないとわかってもらえないことも、たくさんあるなあと思っています。

 

臨床心理士 間塚

 

 

 


2018.01.19

きっと、大丈夫。

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「大丈夫だよ」と言われると、どんな気持ちになるでしょうか。

 

なかなか妊娠に至らなくて、

「私、本当に妊娠できるのかな?」と、旦那さんに不安を口にしたとき、

「大丈夫だよ。そのうちするよ。」

と言ってもらったときの“大丈夫”に、

「そうだよね、大丈夫だよね」とホッとする人もいれば、

「大丈夫かどうかなんて分からないのに大丈夫って言わないで」と思う人もいるでしょう。

 

医師に「大丈夫、きっと妊娠できますよ」と言われた“大丈夫”には、

「先生が言うんだったら、大丈夫」と、気持ちが軽くなるかもしれませんし、

通院先の先生を信頼できていなかった場合などは、

「本当に大丈夫?大丈夫って、適当に言ってない?」と思うかもしれません。

 

“大丈夫”は、相手に安心してもらいたいときにかけたくなる言葉ですが、

かけてもらった方がどう受け取っていくかは、

自分の状況や相手との関係性で変わってくるものですよね。

 

また、「誰かに大丈夫って言ってほしい」という時もあります。

自分で決めないといけなくて迷うときやどうしていいのかわからないとき

「誰かに『これを選んだら大丈夫』って言ってもらったら安心なのに…」と思ったりします。

「あなただったら大丈夫だよ」と言ってほしくなります。

これから先がどうなっていくのか、分かっていれば楽なのですが、

「こうしたら絶対望んだとおりになりますよ」と、

誰かに保証してもらうことができないこと、誰にも分からないことがたくさんあります。

だからこそ、“自分が後悔しない選択をする”、“納得していけるように話し合う”ということが

とても大切で、時に、パワーや勇気が必要になってくることもあります。

これから先、望んだとおりにならなくて「今、私、大丈夫じゃない」という時がきても、

きっとまた自分で自分を“大丈夫”にしていける力を、みなさんそれぞれ備えていますよ。

迷ったりするときは、何に迷っているのかお聴かせください。

そして、今の自分たちにとって、「今はこれだ!」という選択をしていきましょう。

 

臨床心理士 間塚

 

 

 

 


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