TOP > NEWS > スタッフブログ > 妊活と、こころとの距離感。

スタッフブログ

妊活と、こころとの距離感。

 

IMG_4201 (002)

 

気がかりになっていることと

適切な距離をおくと

こころは病まないそうです。

 

たとえば、仕事で気になっていることや嫌なことがあっても

その気がかりを職場に置いて帰ることができていたら、

仕事以外の時間は仕事のことにこころを奪われずに

じぶんの時間を過ごせます。

これは、仕事の気がかりと適切な距離を取れていることになります。

 

恋をすると恋煩いといって、

相手のことが頭の中で自動的に浮かんだり妄想が激しくなったりして

勝手に不安になったり勝手に盛り上がったりして

こころのジェットコースターが全く止まらなくなることがありますが、

これも相手がいないところで相手のことばかり考えて

このことと距離がとれなくなっていると言えるかと思います。

恋の病はこころの病ですよね。

 

この原理でいくと

妊活中は、妊活のことと適度な距離を保つことで

こころの健康を守ることができるということになります。

 

時折、「寝たら忘れてるんで、ストレスはありません」

という、とてもうらやましい方と出会うこともありますが、

妊活中は、多くの場合、生活のいろんな瞬間で

頭によぎっては緊張したり妄想したりするのではないでしょうか。

 

例えば、久しぶりに友達とご飯に行くことになったけど

「どんな話題になるのかな?誰か妊娠してたりするのかな?」

と、気になって胸がざわざわしたり、

年末年始に帰省の予定があるけど

「禁断の『子どもはまだ?』『孫の顔、早よ見たいな』が発動しそう…」

と、想像しては、まだ言われていないけど腹が立ってしまったり、

そんなこともたくさんありますよね。

 

通院されていると

薬や注射を日常生活に組み込むこともあるので

「何時に飲まなきゃ」などと

通院日じゃなくても緊張されているかもしれません。

タイミングや人工授精の日、採卵の日について

パートナーさんとの調整も必要ですし、

今日が生理予定日や判定日とは違っても

お腹の中に命が宿っているのかどうか

気がつくと気になっている…そんな日々ですよね。

 

通院されている方には

妊活の気がかりはクリニックに置いていっていただけたら…

と、思ってはいるのですが、

クリニックを出たら一切妊活のことは考えない!ことにするのは、

妊活の性質上むずかしそうかなと思います。

 

治療のことで「知れたら安心できそうだなあ…」ということがあるようでしたら

先生や看護師さん、培養士さんに聞いていただくと、

気がかりの一部は気がかりではなくなるかもしれません。

気になっていることで聞けば安心できそうなことは

遠慮なさらずにたずねてみてくださいね。

 

心理士といたしましては、

クリニックに全部を置いて帰られることはむずかしいとしても

お話したり心理学の工夫を取り入れながら、

妊活との距離感を

病まない距離感にしていくための時間を

一緒にお過ごしできれば…と思っております。

 

 

*当院では、他院で不妊治療中の方や妊活中の方の

心理カウンセリングも受け付けております。

詳しくはホームページをご覧くださいね。

 

 

 

公認心理師・臨床心理士   間塚

 

 

 

 

 

よくあるご質問