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スタッフブログ

新年と「のさり」。

 

 

2026年が始まりました。

みなさん、どのように新しい年をお迎えになられたでしょうか?

 

先日、熊本の知人から「のさり」という言葉を教えてもらいました。

「のさり」は天草地方、鹿児島から奄美地方で使われていて、

「思いがけずに何かをもらうことや授かりもの」

「天からの恵みもの」

「幸運」

のことを言うそうです。

 

「のさり」の動詞形は「のさる」で、

なにか思いがけずいいことがあったときや

漁に出て大漁だったときなどに

「のさった~!」

という感じで使うみたいですよ。

 

そして、この「のさり」が意味する授かりものや恵みものは

良いことだけに限らないそうです。

一見悪いことであっても

「授かったものとして引き受ける」

「運命として受け入れる」

ということも含む深い包容力のある言葉なんだそうです。

 

例えば、病気や障がい、天災といったものも「のさり」。

人生で起こるあらゆることは、授かりものであり運命という受け止め方なんですね。

 

自分にとって良くないことや起こってほしくないことがあったときに

「これも授かりものだなあ」と受け容れることは

なかなかむずかしいときもあるかもしれません。

多くの場合は、ショックだったり、呆然としたり、

怒りや悲しみでこころが溢れ返ったりするのではないかなあ…

と、想像しています。

 

受け容れられないときは受け容れられないじぶんに

とにかくやさしい態度で関わって、

まずはじぶんのこころを

あたためたり癒したり回復させていきたいところです。

 

そして、「そういうふうに思わないといけない」

ということではないのですが、

「のさり」という受け止め方もあるんだなあ…と知っておくことが、

いつかどこかのタイミングで

わたしたちにとっての恵みになるかもしれません。

 

さて、世界はガタガタと揺れているようにも感じられますが、

どうかみなさんの日常が脅かされることがなく

日々に散りばめられている数々の幸せを

ほくほくと嚙み締められるような2026年になりますように…。

 

 

 

公認心理師・臨床心理士  間塚

 

 

 

 

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