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スタッフブログ

関心をもって聴いてほしいだけ。

 

 

梅雨が明けた途端に

暑い夏にガラッと変わりました。

からだは、まだこの変化に慣れていないと思いますので、

十二分にからだの安全を優先してお過ごしくださいね。

 

さて、今日はパートナーさんとのやりとりについての一側面について

お話してみようと思います。

 

妊娠については

身体的にも精神的にも社会的にも

女性への負担が大きいですよね。

 

このことに関しては

おそらく男性側も承知しておられると思います。

 

そのため、妊活のことや通院のことをパートナーさんにお話すると、

「負担がかかるのはあなただから、あなたがしたいようにしていいよ」

と、答えられることもあるかと思います。

 

パートナーさんとしては

ご自分たちの将来のことではあるものの、

「相手に負担を強要できない・したくない」

という思いが働いてのことでしょう。

 

また、もしかしたら、子どもをもつことを希望する度合いが

お二人の間で全く一緒ではないこともあって、

パートナーさんの希望の方が控えめな場合は

“ぼくにできることは協力するし、進め方は相手にお任せする”

というスタンスに落ち着かれるのかな…と、想像しています。

 

といってもこれは一例なので

状況はカップルによってそれぞれ異なってくるでしょう。

 

みなさんは、今、どんなふうに歩みをすすめていらっしゃるでしょうか?

 

治療のことをパートナーさんとシェアしたいとき、

パートナーさんに状況や気持ちを話していると

「じゃあ、こうしたらいいんじゃない?」

「それで、ぼくはどうしたらいいの?」

と、応答してくださることがあると思います。

 

大切な人に何かを相談されたり

また、目の前の人が我慢していたりしんどそうにされているとき、

何かアドバイスをしたり

ご自分がすべきことを確認したり

ご自分が何かをすることで解決しようとすることは、

とても大切な選択です。

 

このようなパートナーさんの応答からは

「この状況がどうか光の見える方へ…」

と願っておられる気持ちがあることが

受け取れますよね。

 

時には、

「アドバイスや解決法っていうよりも

 思っていることを聞いてほしいなあ」

「この注射、打つのこわい、痛いって分かってほしいなあ」

「仕事を調整してもらって気を遣ったことを知っていてほしいなあ」

というように、

「何かをしてほしいっていうよりも

 ただご自分の負荷を理解しておいてほしかったり

 労わってほしいだけ」

ということもあるかと思います。

 

そういうときって

全うなアドバイスをしてもらっても

雑音に聞こえてしまうことがあるんですよね。

 

ただ、パートナーに話したいし

パートナーは聴いてくれるだけでいい!という願いは、

もしパートナーさんの引き出しにそういった関わり方が入っていない場合

なかなか難しいことがあります。

わたしたちって、誰かの話を聴いているときに、

自然と自分の意見が湧いてきたり

何がいいとかよくないとか考えたりしますので、

そのことを伝えたくなりがちです。

それに、「聴いているだけで、相手のためになっているのかな」

と、心もとない気持ちになることもあります。

 

“聴いてほしいだけ”

“労ってほしいだけ”のときは

最初からそのように伝えてお話してみることと、

お話したあとに

聴いてくれたことに感謝の意をお伝えすること、

これを繰り返していると

相手にも「聴くことだけで役に立つんだな」

という実感が生まれてくるかもしれません。

 

 

 

公認心理師・臨床心理士   間塚

 

 

 

 

 

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