お子さんと出会えたのですね。おめでとうございます!子育てはいかがですか?
治療の再開ですが、授乳中はホルモン状態が妊娠には適さない状態になってしまうので、授乳を終えてから受診なさってください。
胚移植からのご希望でしたら、必要な検査を終えていただいた次の周期から移植ができますよ。そろそろ移植したいと思われた時は、一度来院してください。
久しぶりにお顔を拝見できるのを楽しみにしております。
突然の出血や腹痛など起きると心配になりますよね。そんな時は、当法人の連携施設があります。南草津野村病院か湖南市にある野村産婦人科へご連絡してくださいね。
当院の診療時間で間に合うときは、診療時間内にいつでもお電話下さい。
〇南草野村病院 TEL 077-561-3788
〇野村産婦人科 TEL 0748-72-6633
また、「こんなときどうしたらいいんだろう…」「ゆっくり看護師さんと話がしたいな」「今となって聞きにくい事は誰に相談したらいいのかな?」など、そんな時はいつでもスタッフにお声かけ下さい。
院内の内診室にも“ナース相談室”の案内も置いています。よかったら一度ご覧ください。
採卵の時は、パートナーさんの精子をご準備していただく必要があります。基本的に当院で採精することをお願いしています。どうしてもご都合がつかないなど、一緒の来院が難しい場合はご相談くださいね。また、麻酔の種類によっては静脈麻酔をご希望される方は、薬の影響で帰宅後も気分がすぐれなかったりフワフワすることがあるので、一緒に来ていただく方が安心かと思います。
移植に関しては、付き添いはなくても大丈夫です。ご心配な時はパートナーさんと相談していただけたらと思います。
不安な方はいつでもお申し出くださいね。通院で注射することもできますよ。
時間外の注射に関しては当法人の連携病院で受けることもできます。
ペンタイプの注射に関しては、針も短く細いので痛みもほとんどありません。バイアルやシリンジタイプの注射は、ペンタイプの針に比べるとやや長く太いですが、採血や点滴などの針ほどではありません。ほとんどの患者様が「思ったより痛くなかった!!」と言われことが多い印象です。
みなさん初めての時は緊張されるようですが、院内で看護師よりしっかり説明させていただくので大丈夫ですよ。説明の際に、練習も踏まえて行うので安心してくださいね。
自己注射にすることで、通院の回数を少なくできるというメリットもあります。
初めての採卵は、どれくらい痛いものか心配ですよね。
採卵は麻酔をして行うこともできますよ。
詳しくは、来院時にご相談ください。
当院での採卵実施件数は年間約280周期です。1ヶ月に約20名の方が採卵をされています。また、移植周期は年間約350周期、1ヶ月に30周期実施しております。
当クリニックに来られている4割くらいの方が、体外・顕微授精の治療で通院されています。
タイミングがなかなかとれないと、排卵の時期がくる度に、もどかしさを感じておられたことと想像しております。
さて、質問へのお答えですが、夫婦生活をもたなくても妊娠へのアプローチは可能です。
もし、排卵期に夫婦生活がもてなかったり、決まった日に夫婦生活をもつのが苦痛であったり、夫婦生活をもちたくないようでしたら、まずはシリンジ法というアプローチがあります。これは、カップに射精した精液をシリンジ(注射器)で吸い上げ、直接膣に注入するという方法です。必要なキットは当クリニックで用意しておりますので、ご希望でしたらお申し出ください。
また、採精した精液をクリニックで洗浄、調整して、元気な精子のみを直接子宮に注入する人工授精という方法も有効かと思います。
今のところ、タイミング療法での妊娠を考えておられるのですね。
年齢的にも基本検査にもとくに問題がないようでしたら、当クリニックではタイミング療法から始めています。タイミング療法を続けても妊娠の結果が出ない場合は、他の治療法の有効性もお伝えさせていただきます。
その上で、お二人で話し合われて、妊娠へのアプローチはタイミング療法のみと決められたのでしたら、そのように診療させていただきます。
不妊治療で大切なことの一つは、お二人が治療のプロセスに納得されているかどうかだと考えております。お二人の思いをクリニックへお伝えいただければ、お二人にとっての最善の治療を一緒に考えていきます。
体外受精を考えておられるのですね。体外受精は初めてですか?
体外受精をするには、基本的には体外受精が適応という医師の診断が必要になります。
まずは、治療経過や現状を確認させていただきますので、他院への通院歴があれば経過や検査データをお持ちになって受診してください。
体外受精をする前に、当クリニックの「一般治療および体外受精の説明会」に参加していただき、クリニックの方針にお二人がご理解、ご同意いただくことを、体外受精にすすむ前提とさせていただいています。お早目に説明会にご参加ください。
また、説明会に参加して体外受精をすると決められたら、体外受精のために必要な検査がいくつかあります。その検査結果に問題がなければ、次、生理が来た周期から体外受精を始めさせていただいています。
≫説明会のご案内
可能であれば、毎日基礎体温をつけることをお勧めしています。
基礎体温は治療をする上で、あなたの身体の状態を知る有益な情報となります。
時折、「基礎体温がガタガタだから測る意味がないし、つけていません」とおっしゃる方がおられるのですが、基礎体温が二相(低温期と高温期)に分かれていない状態だったとしても、“今そういった状態である”という情報がとても大切になります。
体温という情報をもとにサポートできることがありますので、体温が理想通りではなくても、できれば体温をつけて見せてくださいね。