新しい年度が始まりましたね。
みなさんは、生活に何か変化がありましたか?
さて、お気づきの方もおられると思いますが、
草津レディースクリニックでは
ある変化がありました。
長い間働いてこられて
スタッフにとっても頼れる存在であった看護師長が
3月で退職されました。
きっと、通院されているみなさんも
その看護師さんを頼りにされていたことと思います。
また、今後通院の再開を予定をされている方で
その看護師さんに会えることを
楽しみにしていた方もおられると思います。
…さみしいですよね。
私たちスタッフも
まだその方の不在が
実感しきれていないような
少しふわふわした感じがあります。
一方で、その方が残してくれたことを胸に、
今のメンバ―、これからのメンバーで、
みなさんの妊娠をめぐる今をサポートできたら…
と、引き締めすぎない程度に
気持ちを引き締めております。
いろいろな人や体験と
別れたり出会ったりを重ねて、
いろいろな刺激と
試行錯誤したり向き合ったり受け容れたりしながら、
“わたし”ができていくんだなあ、
と、改めて思いながら…。
病院というところには
できることなら
行きたくないものですよね。
行かずに済むなら
それに越したことはないのかもしれません。
けれど、行かざるを得ない状況に
なってしまうこともあります。
行かずに済むなら
それに越したことはないかも…というのを大前提として、
誤解を恐れずに言うと
病院に来るという体験が
ぜんぶマイナスかというと
そうでもないものかもしれません。
望んだ結果が得られる可能性があることはもちろんですが、
病院に来ることで
出会う世界もあると思うんですよね。
医師やスタッフと出会いはもちろん
妊娠をめぐって、ご自身のこころや価値観が
広まったり深まったり大きく変わったりといった
新たな自分との出会いもあるかもしれません。
草津レディースクリニックでの出会いが
みなさんが豊かさを感じるものでありますように…。
私たちスタッフは、
今日も草津レディースクリニックで
お待ちしております。
公認心理師・臨床心理士 間塚