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体外受精で生まれてきたいのち。

 

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日本で2021年に行われた体外受精で生まれたお子さんは

過去最多の6万9797人になりました。

11人に1人の割合で、体外受精でお子さんが誕生していることになります。

2020年は13.9人に1人の割合でしたので、

体外受精で授かったお子さんの割合は増えてきています。

保険適用での体外受精が始まったのが2022年からなので

この割合はもっと増えることが予想されます。

 

当クリニックに通院されて2021年に体外受精で授かった方の割合は、

全体の11分の1ではなくて、なんと64%です。

その他、タイミングで16%、人工授精で20%の方が授かっておられます。

 

クリニックのスタッフとしては

体外受精であってもタイミングであっても

どちらも妊娠のための通過点のひとつという感じで、

体外受精だからといって特別感があるかというと

ごくごく普通の選択肢の一つという感覚があります。

 

スタッフはこんなふうにたくさんの方が

体外受精をされていること実感していますが、

みなさんはいかがでしょうか。

 

体外受精もタイミングも

産まれてくることは奇跡なんだし

どっちでも変わらないよ、

と思う方もおられるでしょう。

 

知り合いに体外受精をした人がいたりすると

体外受精を身近に感じられるかもしれませんね。

身近に体外受精をされた方がおられず

ご自分が体外受精をすることになった場合、

「私は少数派なのかな」と思うこともあるかもしれません。

 

少数派がどうってことではないと私は思っていますが、

時折、少数派ということに引っかかる方もおられます…。

 

そんなときに、

やはり同じように治療をしている人たちと

お話する機会があると、

こころが幾分か安心するのではないかなと思います。

 

また、通院されている方から、

「ここで体外受精をした方にお話をききたい」

という声もいただいていまして、

10月14日(土)の午後に

当院で体外受精をして授かった方とのお話会を

オンライン(Zoom)で開催する予定をしています。

 

詳しくは、次のブログでご案内させていただきます。

ご興味がおありのみなさん、是非ご一緒いたしましょう。

 

 

 

公認心理師・臨床心理士  間塚

 

 

 

 

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