わたしは、時折、バレーボールの試合を観ます。
(あ、観る専門です。プレーはできません。笑)
先日、久しぶりに観戦に行ったのですが、
とある選手のパフォーマンスが以前見たときとは違って
素人目で見ても驚くほど球威と身体能力が高まっていて、
相手チームの監督や選手も、その選手のパフォーマンスを称えていました。
わたしはスポーツのことは全くわからないのですが、
この成果はコツコツと積み上げてきた妥協のないトレーニングや
心身のパフォーマンスを最大に発揮するために続けている生活習慣の賜物で、
その成果が出るまでには
焦ったり悔しい思いをしたり不安だったり
怪我をして試合に出られない期間もあったりする中で、
どんなときも今できることを着実に続けてこられたのだなあ、と、
わたしの想像では及ばない日々があったことに思いを馳せました。
すぐに成果が出なかったり
願った結果がついてくるかわからない中で
必要なことをとにかく続けていくには、
強い意思や信じる力など、ものすごくエネルギーが要ると思うんです。
このような日々を競技生活中は毎日続けておられると思うと…
アスリートのみなさんに改めて感服です。
この “ 願った結果がついてくるのかはわからないけれど
今できることを信じてやっていく ” という道は、
妊活にも通ずるところがあるように思えます。
妊娠のために「何かできることないかな」と
ご自分でいろいろ調べたり、
妊活に明るい方たちの意見を取り入れて、
食生活を改めたり運動を始めたりされる方がおられます。
取り組んでから効果を実感し始めるのに数ヶ月はかかりますが、
きっちり数ヶ月続けていくと
疲れにくくなったり、肌つやがよくなったり、
眠りやすくなったり、冷えにくくなったり、生理周期が整ってくるといった
何かしらの成果は感じられるのではないでしょうか?
それと「自分のためにいいことができている!」という実感が
心身をより活き活きとしてくれるかもしれませんね。
ただ、そんなふうな成果を実感できていても、
妊娠するという結果が絶対についてくるかどうかは…というもどかしさがあります。
アスリートには周りにサポートしてくれる人がたくさんいます。
監督、コーチ、トレーナー、マネージャー、
応援してくれるファン、ライバルでもあり仲間でもあるチームメイト。
もしかしたら自分の気持ちがいまいち乗ってこないときにも
思ったような結果がついてこないときも
そういった方たちの想いがパワーに変わることもあるかもしれません。
妊活は、アスリートと違って、仕事でもなければ、やりたくてやるものでもないかもしれません。
カップルお二人で取り組んでいかれることとはいえ、
もしかしたら自分だけがこういった体験をしているような
孤独な気持ちになることもあるかもしれません。
けれど、通院していると、先生が監督の役割を担ってくれます。
他に、看護師さん、培養士さん、受付さんが、
みなさんの妊活や通院をマネージャーのようにサポートしています。
わたしも、こころの整理やリフレッシュのお手伝いをしています。
クリニックの待合室にいるみなさんは、同じ目的がある仲間です。
プレッシャーをかけずに見守ってくれている家族や友人は、ファンのようですね。
アスリートほど、多くの人と現状を共有する機会はないかもしれませんが、
こんなふうに妊活にもサポーターはいますので
サポーターも力のひとつにしていただけるとうれしいです。
公認心理師・臨床心理士 間塚