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スタッフブログ

生活面からも、こころの面からも、自分を大切に。

 

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先日、わたしは、いつもより約1時間遅く起きました。

アラームを誤ってセットしていて鳴らなかったので、

夢の中にいる時間が長くなってしまいました。

とにかく、あと15分で家を出ないと遅刻する時間です。

 

急いで着替えて、洗顔と身だしなみを整えました。

かかった時間は10分でした。

間に合いました!

トマトを食べてプロテインを飲む時間までありました。笑

 

みなさんは「あ!寝坊した!!」っていう経験はありますか?

この間久しぶりに寝坊してみて思ったのですが、

起きる瞬間、まだ時計を見ていない状態で

「あ!寝坊してる!」ってわかりません?

 

きっと、からだが、

「想定より寝た」感じを感じ取っているんでしょうね。

 

また、別の日、

ものすごく久しぶりに、22時までに眠りにつきました。

いつもは、早くても23時過ぎてしまっていて、

21時台に眠ることなんて、滅多にありません。

この日は、からだが「もう眠たい…」と言っていたので

その声を最優先してみようと思って眠りました。

 

すると、翌日は、

まだアラームが鳴る前にゆとりをもって起きて

ちょっとストレッチする時間もありました。

そして、自分の状態をスキャンしてみたら

からだはすっきりしているし

こころにもゆとりがあるなあと感じました。

(けれど、この日は交通事情により、遅刻しました。涙…)

 

十分に眠れることは大切だと改めて思いましたし、

きっと、こんなふうに、アラームに管理されずに、

必要量・良い質の睡眠を続けることが大切なのでしょうね。

 

わたしは、まだ若い頃は、

食事や運動や睡眠もこころに影響はするだろうけど

余程ひどくなければ大丈夫だろうと思っていました。

からだとこころは関係しているにせよ

こころの問題の多くはこころで解決するんだと思っていました。

 

実際は、自分をつくる食事・運動・睡眠はとても大切で

それらが大切にされていないと「こころの問題」につながったり、

食事・運動・睡眠を心がけることで「こころの問題」が改善されることもあることがわかりました。

食事も、食べていたら大丈夫ということではないようで、

栄養療法で精神的な症状や慢性疾患などの治療効果を上げている精神科医がおられます。

 

こころはからだに宿っていますので

「今、わたしが困っているのはこころの問題だなあ…」と思っている場合でも、

自分をつくる生活が自分を大切にできているものかどうか

見直してみることに一定の価値がありそうです。

自分を大切にする生活という土台があると、

同じショックに対しても受け止め方が違ったり

ある程度までの回復が早かったりすることもありますし、

考えすぎる時間をつくらないようにできることもあるかもしれません。

 

ただ、自分を大切にしていても

わたしたちのこころをざわつかせたり、

気づいたら考えてしまっているようなことは、どうしたってあるものです。

そういったことについては

今、自分にとってどういうことが起こっているのか、

自分にどんなふうに関わってあげたらいいのか、

工夫をしてみたり見つめ直したりすることで、

自分を理解できたり、自分を認められたり、

自分とのつきあい方が見つけられたり…、

というような展開がみられることがあります。

 

ということで、みなさん、

しっかり栄養をとって、軽く運動して、早く寝て、ご自愛ください。

そして、ちょっと気になっているようなことは、

何がどうして気になっているのか、お話しながら一緒に理解を深めてみましょう。

 

 

 

 

公認心理師・臨床心理士  間塚

 

 

 

 

 

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