旦那さんに「この日にタイミングとってって言われたよ」と言いづらいと
毎周期タイミングをとることが大変ですよね。
夫婦生活が週に何度かあるご夫婦でしたら
こちらから言わなくても自然とタイミングが重なるかもしれませんが、
夫婦生活の回数が少ないご夫婦や仕事が忙しい場合は
お互いが“タイミングの日”を意識しないとタイミングが合いにくいですよね。
“旦那さんにタイミングを伝えたら旦那さんがプレッシャーを感じてできなくなる”
といったエピソードを聞いて、伝えることを迷われる方が多いようですね。
全ての旦那さんが「誰かに言われてするなんて…」と否定的なわけではありません。
「いつがいい日か教えてもらわないと分からない」と思ってらっしゃる方もたくさんいらっしゃいます。
これは、旦那さんが夫婦生活をどう思っていらっしゃるのか、
そして、妊娠のこと(機序や確率のこと)をどれくらいご存知か、
妊娠をどれほど身に迫って考えておられるか、というところでも
スタンスが変わってくるかな、と思っています。
奥さんの方が焦りを感じて先に妊娠のために行動し始めた場合
旦那さんは奥さんの行動に引っ張られるわけですので、
もし「赤ちゃん、欲しいのは欲しいけどもうちょっと自然に待ってみよう」
と思ってらっしゃる旦那さんだったら
“奥さんと同じ温度で進むことを期待されること”に最初は戸惑われると思いますし
状況を受け容れていかれる時間も必要ですよね。
ただ、旦那さんがタイミングの日もいつもと変わらないかと言うと
それはやはりどんなに現実的な方であっても多少は気負われることと思います。
奥さんの子どもが欲しい気持ちが伝わっていれば尚更、
「今日は失敗できないな」という気持ちがあるのではないでしょうか。
もしタイミングが取れなかったら、旦那さんもショックを受けられるでしょうしね。
タイミングをとることで、
夫婦生活が作業というか、ミッションというか、
そういった類のものになっていると感じられるご夫婦もいらっしゃいます。
自然と求め合って、という状況でなければ気分が高揚しないこともあるでしょうし、
結婚してしばらく経って、夫婦生活自体がマンネリ化している場合もありますものね。
夫婦生活をできるだけ楽しむために
タイミングの日はホテルを利用するなど、工夫されているご夫婦もいらっしゃいますよ。
タイミングの日は伝えた方がいいかどうか、も含めて
やはりご夫婦で話し合って工夫して出された答えが正解ではないかと思います。
“やってみないとわからない”が正直なところですので
もしご夫婦で出した答えがどちらにとって負担であったのならば
またそのときに話し合ってどうするか考えて、と、
そういったやりとりの軌跡がご夫婦の正解なのではないでしょうか。