8月に入りました。
夏休みと年末年始は、親族で集まる機会がある方が多く
帰省予定に気が重くなっておられる方もいらっしゃるかと思います。
帰省先で直接「子ども早くつくらないとね」などと言われてしまう場合もあるでしょうし、
親族が妊娠していたり小さいお子さんをお持ちのこともるでしょうし、
きっと「帰省までに妊娠して報告したい!」と思っておられた方がほとんどでしょう。
妊娠のことを尋ねられても気負わずに流せる方もおられるかもしれませんが、
お子さんがいる他の家族と空間を共にして苦しい気持ちになることもあるでしょう。
せっかくのおやすみ、せっかくの帰省ですが、
こころが緊張してしまっては残念です。
自分の気持ちがどうやっても傷ついてしまうような状況だったら、
帰省を取りやめてもいいんじゃないかな、と思います。
今回は無理に帰省しなくても、帰省しようと思えるときに帰省すればいいと思いますよ。
妊娠のことに触れられそうなことを避けたいだけで
帰省自体が嫌というわけではないという方は、
何か聞かれたときの返答をいくつか用意していくと落ち着いて答えられるかもしれませんね。
言われたことを受け流すパターンもあるでしょうし、
“妊娠できたら嬉しいなとは思っているのでそっと見守ってくれますか”
“病院で検査だけ受けてみようと思っているんです。報告できるときが来たらいいですね”
と、やんわり伝えてみるのも一つですし、
“子どもは欲しいとは思っているんで、周りが妊娠していくとプレッシャーに感じるんですよね”
と言えると、今後は気を遣ってもらえるかもしれません。
きっと触れてくるのは“実際どういう状況なのか分からないから知りたい”気持ちからだと思います。
どういった対応をするのがいいのかは、
みなさんや相手の性格、価値観、そして関係性によるので、
どういったパターンをとってみるのが適していそうか、想像してみてくださいね。
そしてなによりも、あなたのせいではないので、堂々としていてください。
たとえ、何か妊娠しにくいような状態が身体に起こっているのだとしても
それはあなたのせいではありません。
申し訳なく思う気持ちがあるかもしれませんが、堂々としていてほしいと思います。