友達が妊娠したり
親族が妊娠したり
同僚が妊娠したり…
そういった周りの人の妊娠の知らせには
こころが大きく揺さぶられますよね。
「おめでとう!」 「わあ、よかったね!」
と、他の人たちが妊婦さんに笑顔を向ける中、
おめでたいことだけど
祝福する気持ちにはならなくて
困る方もたくさんおられます。
同僚に妊婦さんがいると
産休に入られるまで
大きくなってゆくお腹をみていくことになりますし、
その人が他の同僚と
妊娠のことや出産のことを話していると
その場にいづらかったり
会話に入っていきにくかったりすると、
みなさんからよくおうかがいします。
妊娠したいと思っていることを
信頼できる同僚が知ってくれていると、
ちょっと心強かったり
気を回してくれて助かったりすることも
あるみたいですね。
一方で、
こういった状況だから感じる
自分が思ってるまんまを
誰にでも十分に察してもらうのはやっぱり難しいですよね。
私も聴いていて、こころがざわざわしましたが、
「妊婦さんのお腹撫でたらご利益あるから、撫でさせてもらったら?」
と、強引に撫でさせられたなんてことを
仰っていた方もおられました。
状況を伝えてなくて配慮してもらえないのは
仕方がないところもあるかもしれませんが、
伝えているのに
言われたくないこと言われたりすると
悲しい気持ちになりますよね。
こういうときに
「そういうこと言わないでもらえますか?」
と、口にするのは難しいのですね。
家族にはそうやって言っている人はいますが、
他人には言いにくいですかね。
そういうときの悲しくて腹が立った気持ちを
言えないままで
こころにひっかかっているなんてこと
ありませんか。
「腹が立った~!もう、なんなん~!」
というエピソードも
めっちゃウェルカムなので、
自分の中だけで怒らないで
カウンセリングルームに
話しに来てくださいね。
臨床心理士 間塚