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スタッフブログ

“私だったら”○○だけど、“あなたは”○○しない。

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誰かの行為や言動に対して

「普通、こういう状況だったらこうしない?」

「私だったら、こういう時こうするけどな…」

と思うことってありませんか?

 

それって、

「だいたいの人は、そういうことしないよね?」

というときには、思うことが多いと思います。

また、その他に、

他の人に聞いたら別にそこまで思わないみたいだけど、

なんか私は無性にそう思う!

ということもあります。

 

前者だった場合は

そういった一般的な常識や社会の感覚が身についていないと

生きていくのが大変ですから、

自分の身を守っている感覚かとも思います。

後者だった場合はどちらかというと

個人の性格や相手との関係性に拠るところが大きいかな、と思います。

自分の中では、

我慢している感情だったり

悔しい気持ちだったり

理不尽だなあと思っていることを

なかなか言えなかったり分かってもらえなかったりしたときに、

そういったことを思いがちな気がしています。

そして、ご家族や友人、同僚に

「私だったら絶対そんなことしないのに!」

「よくこういう状況でそういう態度取れるなあって思って」

なんて言って、

もやもややイライラを吐き出したりするのではないでしょうか。

こういうときって

自分の中では自分の感覚が正義みたいに感じてしまって

他人の意見ってなかなか聞き入れにくいです。笑

 

けれど、自分の想像が及ぶ世界じゃないところも

きっといっぱいあるわけで、

自分の視点では許せないようなことも、

相手の立場だったら

そうしても仕方がないこともあります。

 

自分の中に起こっている気持ちっていうのは

できるだけ伝えたほうがいいと思うのですが、

「そう思って当然でしょ?」

「あなたおかしいでしょ?」

という感じで伝えるのではなくて、

「こういうときに、こういう対応だったから、こういう気持ちになった」

と、 “あくまでも私の視点では”という前提で伝えたいと思います。

そして、相手の視点ではどうだったのか、

を、聴けるようなしなやかさを、持っていたいと思っています。

 

 

臨床心理士  間塚

 

 

 

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