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心身両面からのサポートを。

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不育症検査の保険適用外の検査について

最大5万円助成することが検討されていると、

ニュースで耳にしました。

 

流産・死産を経験された方で、

その後、不安障害やうつのような精神状態になる方が

約 75 % おられるそうです。

どういった背景で妊娠されたかによっても

受け止め方が変わってくると思うので、

妊娠を強く希望していた人だけに絞って調査をしたら、

不安障害やうつの状態になられる方は

もっと多いんじゃないか、と、推測されます。

 

流産や死産のことを

旦那さんしか知らないこともあるでしょうし、

職場の方や親族の方には知らせていても

ご自身の現状や気持ちは

全てを言わずに包み込んで、

周りに気遣われないようにしている方も

おられると思うんです。

 

そういった体験をされたみなさんへ

カウンセリングの保険適用も考えられていくと

ニュースでは伝えられていました。

そういった状況のときは

カウンセリングを受ける機会を

できるだけたくさんの方がもてるように…

という方針であり、推奨なんでしょうね。

流産・死産のあと、

カウンセリングを受けながら次の妊娠に向かっていった方は、

赤ちゃんを授かられる確率が高くなるという

研究結果も出ています。

 

自分が本当に思ったり感じたりしていることを

誰かに伝えるということを、

勇気がいるように感じる方もおられるでしょう。

経験上、本当に思っていることや感じていることを

表現しないようにしていると、

余計に心がカチコチになるように思っています。

もちろん、カウンセリングというかたちでなくても

心を大切にしていける機会があって

健康に過ごせることもあると思うのですが、

あまり「カウンセリング」という名前にかまえずに

話しに来ていただけたら…と思っています。

 

 

臨床心理士  間塚

 

 

 

 

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