TOP > NEWS > スタッフブログ > 常日頃からこころもケアを

スタッフブログ

常日頃からこころもケアを

IMG00938_2

 

開催を巡ってさまざまなことがありましたが

東京オリンピックが始まりましたね。

 

心技体という言葉があります。

スポーツの世界において

心(精神力)と技術と体力のバランスのことを言いますよね。

 

こころって

何か困ったときにケアをしてあげるものではなく、

常日頃からケアをしていくものなんですよね。

 

スポーツの世界に限らず、

ちょっとイライラしていたり

なんかもやもやしていたり

すっきりしない感じがあったり

気になっていることがあったりすると、

例えば、仕事のパフォーマンスや、

家族や同僚との関わりや、

暮らしの要所要所が

本来の自分のそれとは

違うものになってしまうことがあります。

 

こころの状態が私たちに与える影響は

とても大きいものなのです。

 

まずは、自分のこころに意識を向けてあげるということが

とても大切ですね。

いろんな状態、もしかして受け容れにくい状態になっている場合も

その状態を無視しないでいることが大切です。

自分が悪い、というわけではなかったり

気づくことで修正できることも多いですから。

 

そして、こころって

自分でなんとかできると思っている人が

いまだに一定数おられるような気がしているのですが、

もちろん自分で調整する技術や能力を

もっておられる方もおられますが、

やっぱり誰かとの間でその能力が発揮されることが多いと思っています。

 

この間、研修で、

自分のこころの状態について

振り返る機会があったのです。

私は1人でもよく

こころの状態を振り返ったり確認したりしているのですが、

研修では先生にガイドしてもらいながらやっていたら

自分1人で振り返るときとは全然違って

また別の視点からこころを見つめることもできて

ものすごくスッキリしたのです。

 

そうやって

誰かとの関係の中で

こころの状態を確認していくことが

とても貴重だということには、

やってみて初めて気づくものなのかもしれません。

 

暑い夏はしばらく続きそうです。

身体も心もバテてしまわないように

毎日自分を大事にやさしく過ごしてくださいね。

 

 

臨床心理士  間塚

 

 

 

 

よくあるご質問