TOP > NEWS > スタッフブログ > パートナーさんとの関係にも深呼吸をいれませんか。

スタッフブログ

パートナーさんとの関係にも深呼吸をいれませんか。

 

IMG00895_HDR_2

 

妊娠を願って過ごす中で

パートナーさんと

いろんなことを話し合いながら

すすめておられると思います。

みなさんのお話をおうかがいしていると、

パートナーの存在に助けられているときが

たくさんあるように感じられ、

お互いが自分になかったりできなかったりする部分を

補って支え合っておられるんだなあ、と思っています。

 

そうやって助けられることもある一方で、

治療で受けるショックに温度差があるように感じたり、

生活についても自分の方が気をつけているなあって思ったり、

私の身体やこころの負担、わかってくれてるのかなって思うことも

少なくないと思うんです。

けれど、

「そういうことを口にするとパートナーはどう思うんだろう?」

と、相手の反応を想像して

遠慮することもあるのではないでしょうか。

 

お互いを思うからこそ

思っていることを言えなかったり、

相手に求めていることを言ったら

嫌な顔をされたり

怒ったりされて

悲しかったり、

そんなときだってありますよね。

 

何かに向かって一人で立ち向かうときは

自分ひとりが自分の思うように頑張ればいいのですが、

誰かと一緒に一つのことに取り組むときは

お互いの意思や意見を尊重しながら

すすんでいくことになります。

もしかしたら、ある程度の妥協といいますか、

今の相手との間では “どうしようもないこと”を

抱えながらすすんでいかざるをえないときも

あるように思っています。

みなさんは、パートナーさんと、

どんなふうに歩んで来られましたか?

 

臨床心理士とのカウンセリングでは

そういったお話もおうかがいしています。

 

みなさんの中には

「相談したって、状況は変わらないと思う」

と思う方もおられるかもしれません。

 

私たちは、自分が置かれている状況や

自分の本当の気持ちについて、

どんなことでも語れる関係の中で

否定されることなく語れると、

がちがちになっていた心身がほぐれたり

安心感がうまれたりします。

 

また、お話していく中で

「こんなにパートナーが大事だから傷ついていたんだ!」

「話してみてわかったけど、こういうパターンのときは言い合いになりがちだなあ…」

と、一人では気づきにくかったことに

気づいていかれることもあります。

 

そういったこころの変化や気づきが、

通院期間の心身の状態や

パートナーさんとの関係性などが、

自分にとってできるだけ親和性のあるものになっていくことに

つながっていくと思います。

 

そんなふうに

こころにも深呼吸を取り入れながら

過ごしていきませんか。

 

 

 

臨床心理士 間塚

 

 

 

 

 

よくあるご質問