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3つのゾーンのお話。

 

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前回のブログで少し書きましたが、

今、わたしは、マインドフルネスストレス低減法というプログラムに参加しています。

そのプログラムの中で、ゾーンの話を聞いたので、

ここにご紹介したいと思います。

 

図2

 

マインドフルネスの指導者さんから

「“心地よい領域(comfort zone)”

 “チャレンジ領域(challenge zone)”

 “対処困難領域(overwhelm zone)”

 という3つのゾーンがあって、

 今取り組んでいることが

 どのゾーンにあてはまるのか気づいておくと

 役に立ちますよー!」

と、教わりました。

 

例えば、ストレッチで例えると、

「うんうん、気持ちいい~」が、心地よい領域

「あ~、痛気持ちいい~」が、チャレンジ領域

「痛たたたたっ、無理無理、つらい~」が、対処困難領域なのだそうです。

 

もし、自分が対処困難領域に向かっているのならば、

そのまま向き合ったり乗り越えるのは難しいですから、

工夫が必要になるでしょう。

がむしゃらに乗り越えようとせずに

「無理はしないこと」を選択することも

ひとつかもしれませんね。

 

真ん中のチャレンジ領域が、一番学びが大きな領域だそうです。

この領域を続けていくことで

最初この領域にあったことも、

心地よい領域に移っていくかもしれません。

 

このゾーンの話は

ストレッチや身体のことはもとより、

こころのことや

生活のことなどにも汎用できます。

このゾーンの眼鏡をもって

いろいろなことがらについて

今の自分がどのゾーンにいるのか

確認してみることができます。

 

私たちは生活のあらゆることについて

無意識のうちに

いつもの自分のありようで

すすめてしまうこともあると思います。

 

「心地よい領域にいるなあ」という場合

何か違った要素を取り入れてみられたり

さらに世界を広げてみられるのもいいのかもしれませんね。

 

こんなふうにゾーンに気づいておくことで

自分をより広げたり深めたりすることができます。

きっと、自分に無理をさせすぎずに

自分が成長していくようなあり方を、

自分で選んでいくことができるように感じています。

 

もしよろしければ

ぜひみなさんもゾーンの眼鏡を

かけてみられませんか??

 

 

 

 

公認心理師・臨床心理士  間塚

 

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