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スタッフブログ

結果は出てほしいものですが。

11月も半ばになり、木々が色づき始めましたね。

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さて、当院が開院してからずっとこちらでカウンセラーをしていますが、

「結果が出なくって…」というお話には私もいつも「う~ん…」となります。

通院されているからには妊娠して無事に卒業したいのがみなさんの願いですものね。

結果が出ない状態が続いていくと「いつか諦めなきゃいけないのかな」と思われたりしますが、

いつ諦めたらいいのか、なかなか決心がつかないものです。

子どもがいない人生といる人生、どちらが価値があるということでは決してありませんが、

「欲しいと思った結果が手に入ること」に幸せや価値があるように思えるところもあるのだと思います。

 

みなさんが欲しいのは結果や、続けていたら妊娠できるという保証、なのですよね。

そのためにスケジュール調整して通院したり、

やめたい仕事を治療費のために続けたり、

夫婦で何度も話し合って分かってもらえなくてぶつかったり、

いろんなことを乗り越えたり、それぞれの大変さを抱えながら過ごされていますよね。

 

みなさん、妊娠していくために今できること、というのはそれぞれされているのです。

ですから、結果が出ないからといって、誰かのせいということではないのですよね。

 

「もうちょっと年齢が若かったら子どもできたかもしれないのに」と思われたりしますが、

旦那さんと出会うタイミング、子どもを授かりたいと強く願う時期がそうであったのですし、

自然な流れの今なのであって、誰のせいでもないと私は思います。

「ストレスかけたくないのに考えすぎてしまった…」と後悔される方もいらっしゃいますが、

すごくすごく妊娠したいと思ってらっしゃっる中でそのことを考えないのは、

なかなか難しいことなのではないでしょうか。

ちょっとぼんやりしたら、ちょっと手を止めたら、妊娠のこと考えている

という状態になっても当たり前だと私は思います。

 

結果が出ないと、つい原因探しをしてしまいがちです。

結果が出なくても、ご自身やご夫婦が頑張られたことは本当のことです。

原因を自分の中に探すのは終わりにされてみませんか。

代わりに、ご自身の頑張りを自分でしっかり褒めてみられてはいかがですか。

 

臨床心理士  間塚

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