明けましておめでとうございます。
新しい年、いかがお迎えでしょうか。
たくさんの方が気持ちを新たに、これからの自分のことやご夫婦のことを
思い巡らされたことと思います。
ご実家に帰省された方もたくさんいらっしゃると思います。
帰省先で、お子さん連れのご親族や妊娠中のご親族の方と
一緒に過ごされた方もいらっしゃいますよね。
そういった環境に身をおくことや、両親や義父母、親族の言葉かけや反応に
不安を感じながら帰省された方も多かったと思います。
胸がキュッとなったり、自分の対応が嫌になったり、周りの理解のなさに悲しくなったり
いろんな気持ちがあったのではないでしょうか。
気持ちを抑えて頑張られていたであろう姿を想像しています。
「妊婦姿の義妹にやさしくできなかったな」
「子どもが騒いでいるのに放っておく義兄夫婦が許せない!」
「孫と幸せそうに遊んでいる親の顔を見て胸が苦しくなった。」
など、できるならば引きずりたくない想いが今もひっかかってらっしゃるかもしれませんね。
今は、よく思いがちな「もう少し自分の器が大きければ…」というような気持ちは置いておきましょう。
あなたが感じたことは、あなたと同じ状況であればきっと多くの人が当たり前に感じることです。
他人にはやさしく振る舞いたかったり
同じような価値観の言動を求めたり
羨望を持ちたくなかったりするのは
人間としてごくごく自然なことではないでしょうか。
このようなこともお話に来ていただいて
妊娠を望まれながらの暮らしの中の“休憩所”であれたらと思っております。
今年もよろしくお願いいたします。
臨床心理士 間塚