夏が来ました!
豊かな食事とぐっすり睡眠で
夏に乗っていきたいですね。
最近、“こころ”というものを、
ああ、むずかしいなあ、と感じています。
学問としてのこころを説明できても、
「こころってなんだろう?」
と、思ったりしています。
臨床心理士ですが、
こころ、は、ずっとずっとむずかしいです。
なんだかですね、
“考え”だったり
“信念”だったり
人生で培った“傾向”や“反応”だったりに
こころが支配されているような気がして、
(もしくは、そうすることでこころを保っているのかもしれませんが)
こころがどうなのか
よく見えない感じがしています。
こころが感じていることを
いちばんにした暮らしって
なかなかむずかしいんじゃないかと思います。
そして
自分のこころが
本当に何を感じているのか
わからないよ~!
という方も少なくないと思うんです。
「こうじゃなきゃいけない」
「こうすることが素晴らしい」
「本当はこうしたほうがいいと思うけど…」
「こんな自分じゃ愛されない」
というようなことが
幾ばくかこころを見えなくしちゃうように
感じています。
そういう生き方って
多かれ少なかれ誰でもそうですし
身についてしまっている部分が多いですよね。
でも、人って
今までのこととか
誰かの間でできあがった関係性とか
当たり前に請け負ってきたこととか
「そうじゃないといけない」って思っていたこととか
いつでも手放していいはずですよね。
なので、
自分の中でしみついている考えなんかを思い浮かべたときは
「そういう自分じゃなくてもいいんやで?」
って、自分に伝えてあげることにしています。
すると、ちょっとこころが開いている感じがしています。
臨床心理士 間塚