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自分の幸せ、それぞれの幸せ。

 

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多くの人が

「幸せだ」と感じるだろうことを

必ずしも自分も

「幸せだ」と思うとは限らないなあ

と、思っています。

 

だって、誰かに

「よかったね。幸せやね。」

と言われたから

「私、幸せ」

って感じるわけじゃないですから。

 

周りの人と価値観が違ったときに

「相手の人に合わせないと!」

「あれ?私、ズレてる?」

と、自分の価値観を訂正しようとする方も

いらっしゃるかとは思いますが、

こういうことは

相手に合わせるものでも

みんなと一緒じゃないといけないものでもないなあ

と、思っています。

 

そういった誰かとの違いにぶつかると、

自分がどういう人なのかという

自分の土台や輪郭を

感じることができるので

おもしろいですよね。

 

自分の選択や生き方について

周りの人から驚かれたり

不思議に思われたり

意見を押し付けられそうになったり

することもあるかもしれないですが、

それはもう

その人との価値観の違いってだけで、

相手の価値観にそぐわないからといって

もし相手が気分を害したとしても

「だってしょうがないじゃん。違う人間なんだから。」

と、私は思います。

どうして相手の価値観と

同じじゃないといけないのでしょうか。

 

人の生き方や価値観は

この先、もっともっと多様化していくんじゃないかな、

と思っています。

「こうじゃなきゃ」という枠組みは

どんどん緩くなっていくと予想しています。

 

自分の価値観と

周りの人たちの価値観は

それぞれに存在していてよくて

それぞれが同じくらい大事なものなんですよね。

どっちかが正しいとか

どっちかが尊いとかでは

ないはずなんです。

 

自分が幸せかどうかなんて

自分にしか分からないものです。

誰かに判断されるものでもないし、

誰かのそれと比べられるようなものでもないですね。

誰がなんと言おうと

自分にとっての幸せって

たくさんあるんじゃないでしょうか。

 

 

臨床心理士  間塚

 

 

 

 

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