この間「あ、私、ショックを受けているなあ」
ということがあって
一日気持ちが晴れなかったので、
「ちょっと、話聴いて?」とお願いして
知人に話したんですが…
失礼かもしれないですが
知人は話を聴くのがめっちゃ下手だったんです。笑
私の話の内容を聴くと、
知人は結構強い口調で
私がショックを受けた状況に対する意見を言って、
影響していそうな私の性格について指摘をし、
「そもそも、なんでそれでそんなにショックを受けるのか理解できない」
と、言っていました。
知人の言っている内容は
状況からして正しいのかもしれないのですが、
「違う違う!私が求めているのはそうじゃない。」
と、こころの中でずっと思っていました。
私は誰かの意見がほしかったのではなくて
話を聴いてほしかったんですよね。
でも、人の話を聴く練習って
多くの人はやっていないものですよね。
だから、期待しても、期待通りにはいかないものなのかも…
とも思いました。
それにしても、
コロナの影響か
梅雨の影響か
それとも、個人個人のことでなのか、
なぜだかわかりませんが、
最近、人と出会うと、
「うわ~、ストレスたまってるんやなあ」
っていうくらい、誰かにしゃべりたいという人が多いんです。
そして、わりとみんな怒ってるんですよね。
怒りたいのに、しっかり怒りきれないというか、
怒りの受け皿がなくて、溢れている感じで話されるなあ、
と、思っています。
怒りは、悲しい気持ちや傷つきなどから
生まれることが多いんですよね。
みなさんには、
十分に自分の話を聴いてもらえる関係がありますか?
とくに、聴き役になりがちな方々は、
どうされているのか、ちょっと気になっています。
安心して、ご自分の話ができる関係が
少しあるといいなあ、と思っていますし、
よかったらカウンセリングルームも
使っていただけたら、と思っています。
臨床心理士 間塚