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2021.04.28

安心感や信頼感の恩恵。

 

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特に妊活に力を注がれている

漢方薬剤師さんののオンライン講座があって

視聴していたのですが、

「漢方のプラシーボ効果、4割!」

と、仰っていました。

 

ご存知かと思いますが

プラシーボ効果は「偽薬効果」と言って、

簡単に言うと、

薬そのものに効用はなくても

「絶対効く」と思うことや安心感

処方してくれた先生との信頼感などの心理作用によって、

症状が治ったり効果が出ることを言います。

 

漢方薬剤師さんが仰っていた

「プラシーボ効果、4割!」は、

どんな漢方でも4割というわけではなく、

この方が紹介している漢方の内容や漢方薬に興味をもって

「自分もこれでよくなる!」と

前向きに捉えて取り組まれると、

それだけで4割の方に効果ありますよ

というようなニュアンスだったかと思います。

きっと、この方は、

著書も売れているし、SNSのフォロワー数も多いので、

多くの方が、

「この人が薦めることをやってみよう!」

と思う魅力があるのだと思います。

 

逆の意味あいの「ノーシーボ効果」もあります。

「この薬で吐き気や頭痛が出る人もいますよ」と言われて、

偽薬なのに実際に吐き気や頭痛が出ることがあります。

これを「ノーシーボ効果」といいます。

これは、薬や先生に対しての不安感が作用していると

考えられています。

 

このように、

実際のことは分からないけど、

信頼と不信

安心と不安

思い込み、

そういった感情や認知が

結果に影響することがあるようです。

 

みなさんにもこのような経験はありませんか?

 

私は20代前半くらいのときに

「なんか頭痛が続くしすっきりしないな」

という日々が続いたので、

小さい頃からのかかりつけのお医者さんに

5、6年ぶりくらいに行きました。

先生の診療では

毎回ベットで仰向きになって、

先生がお腹を撫でてくれていて、

そのときも

もう大人になっていたのに、

同じようにやさしい眼差しで

お腹を撫でてくれました。

なんだかすごく安心したことを覚えています。

 

すると、家に帰ってから、

気になっていた頭痛もないし

心身がすっきりしている感じがありました。

特に治療や投薬があったわけでもないので

これはまさに、プラシーボ効果だったと思います。

 

プラシーボ効果は

狙って効果をあげられるものではないと思いますが、

安心感や信頼感が根底にあれば

そういった効果につながっていく可能性があります。

安心感や信頼感、

大切に育てていきましょう。

 

 

臨床心理士  間塚

 

 

 

 

 


2021.04.14

今の自分にあるもの。

 

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私には、自由業をしている

学生時代からの友人がいます。

彼の父親は医師です。

 

彼とは知り合って20年以上経っていて

今まで聞いたことがなかったんですが、

先日、ふと聞いてみたんですね。

「お医者さんになろうとは、思わなかったの?」って。

 

彼の答えはこうでした。

「高校に入ったときまでは、

 長男だしそうなるのかなあ、とは思っていたけど。

 今が一番楽しいし。

 医者にならなくてよかった、とも思わないし、

 医者になっていたらよかった、とも思わない。」

 

 

私たちは、

「こうならなくてよかった」

「こうじゃなくてよかった」

と、他の可能性を否定することで自分を肯定したり、

「こうしておけばよかった」

と、選ばなかった選択肢に

現状より良い未来があったかのように考えることがあります。

彼には否定も後悔も比較もなく

今への肯定があるのみでした。

 

生きていない方の人生が

実際のところどうなのかなんて、

わからないですもんね。

 

手にしなかった方の生き方を憂いたり

それを否定することで今を肯定しなくたって、

今、自分に起こっていることだけをただただ

「いいんじゃない」

と、思えるって、とても健全だと思うのですが、

意外とむずかしいことなのかもしれないとも思うんです。

 

「あなたの人生、素敵ね」と

周りの人たちから思われていると安心することが

多かれ少なかれあるものなのかなと思うのですが、

その安心を得たい気持ちが強いと

基準が周りになっちゃうんですよね。

周りの人がそう思ってくれるような選択肢をとって、

そう思われるようなスペックを構えたりするんですよね。

今の自分を「いいね」って言える人は

周りに重点を置いたスペックはいらないと思うんです。

 

自分自身に「いいね」と判断する基準を

今の自分にないものについては置いておいて

自分にあるもので確かめてみると、

恵まれていたり

ラッキーだったり

楽しめていたりするところもあるなあ

と、再発見できるかもしれません。

 

 

 

臨床心理士  間塚

 

 

 

 

 

 

 


2021.03.30

どうして子どもが欲しいんだろう。

 

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みなさんは妊娠を希望して通院されているので、

「妊娠するまであきらめない!」

という心構えで来られている方はもちろんおられるのですが、

治療を終える可能性もいれながら

希望ももちながらという状態で

通院されている方もおられます。

 

みなさんがおっしゃるように、

タイミングがバッチリだったり

精子の状態が良かったり

いい受精卵を戻せたりしても、

生理が来たり妊娠判定の結果が出ないとなると

「期待しすぎないようにしよう」と思っていたところで

こころの浮き沈みを感じるものですよね。

そういった期間が続いていくと

モチベーションを維持することが

なかなか難しいときがあると思うのです。

 

そんなときに、ふと、

「どうして子どもが欲しいんだろう」

と、考えることがありますよね。

時折、「『どうして子どもが欲しいんだろう』

っていう根本的なことまで考えてしまって…」

と、考えてたらいけないことのようにおっしゃる方もおられますが、

状況的にそう考えるのも自然な流れだと思います。

そして、とても大切な問いだと思います。

 

子どもが欲しいという気持ちは

どこから来ているんでしょうか。

「大人になったら結婚して子どもを育てるものだと思っていたから」

という方がほとんどなのではないか、と想像しています。

“学校の先生”、”フライトアテンダント”、“看護師”

といった「将来の夢」と掲げたものとは別に、

あたりまえにそうなるものだと思っていた未来像なような感じが

なんとなくするのではないでしょうか。

 

また、周りの人は授かっているのに、

自分たちは授からないということで、

自分が人として欠陥があるように

思う方もおられます。

そして、周りの人から

子どもができない人なんだと

思われているのではないかと想像して

苦痛を感じる方もおられます。

 

子どもがいるかいないかで

人としての価値が変わることはないと、

私は思っているのですが、

周りの人にそう言われたり

もしくは自分でそう思ってしまうと、

子どもができることで

救われるような気がするのではないでしょうか。

 

子どもに限らず、

自分の身体、能力、性格、

パートナーさんとの関係など

人生のいろんなことが授かりものだと思うんです。

自分の人生で起こることとそうならないことがあって、

それは他人の人生で起こっていること

比べるようなものではないのでしょうね。

 

どうして子どもが欲しいんだろう。

みなさんは、どんな想いがありますか。

 

 

 

臨床心理士  間塚

 

 

 

 


2021.03.16

パートナーさんとの関係。

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妊娠を願って暮らす中で

パートナーさんとの関係は

とても大切ですよね。

 

お二人が妊娠を願うことで

初めて妊娠に向かっていけるものですので、

同じぐらいの温度を保っていられれば

パートナーさんとの関係に

大きく困ることはないかもしれません。

でも、そうではない場合、

時に、パートナーさんとの関係を

難しく感じることもあるかと思うんです。

パートナーさんに対して気を遣ったり

もしくはパートナーさんに対して期待したりすると、

疲れたり悲しかったり、

一人で頑張っているような気持ちになるのではないでしょうか。

 

カウンセリングルームで

パートナーさんへの想いが語られることは多いです。

パートナーさんへの愛情や感謝の気持ちもありながら

申し訳ない気持ちだったり

もどかしい気持ちだったり、

不満に思うことがあったりと

とても様々な想いを抱いておられる印象があります。

 

パートナーさんは大切な人だし

一番の理解者であってほしいからこそ、

意気込みにズレが生じたり

「生理来たら泣くの、見たくない」

と言われたりすると、

「私の方が欲しいのかな」と

心を強く保てなくなることもありますよね。

 

カウンセリングルームには

ご夫婦で来ていただくこともできます。

 

家だとなかなか伝えられなかったり

聞けなかったりすることがありますが、

第3者がいることで

言葉にできたり

耳を傾けられたりすることがあります。

 

今、妊娠をめぐって、

パートナーさんとの関係は

いかがですか?

 

もし気になることがありましたら

お一人でももちろん

お二人でも

いらしてくださいね。

 

 

臨床心理士  間塚

 

 

 

 

 


2021.02.25

自分のために抜け出してみよう。

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環境や人間関係の変化など、

自分が変わっていくきっかけになることって

いくつかあります。

 

私は、

友達などの言動を見聞きして

「あ!私もずっとこのことにこだわってんだなあ。

 もうそんなことにこだわってないで

 この先のステージに進んでいこう。」

と、思ったことが何度かあります。

 

相手が自分と似たようなことをしていたり、

自分と同じような境遇で、

これまでの悲しかったり嫌だった経験を

ずっと引きずっているような状態だったときに、

「そんなのもったいないんじゃないかなあ」

「なんか煮詰まってそうやなあ」と思って

自分の変化につながっていくのですが、

そういうことは相手に対して思っているようで

実は自分自身に思っていることなんだと思います。

 

相手の姿に

自分で自分を不自由にさせている部分を

映しているんですね。

そうすることで自分自身を客観的に見れて、

「そんなことにこだわっていても

 結局、何も生まれないよね。

 何も変わっていかないよね。」

と、はっきり気づくのです。

 

おもしろいですよね。

 

自分ひとりだったら

殻に閉じこもったり

自分を甘やかしたりして

なかなかその状況から抜け出そうとしないのに、

他人を通してその状況を眺めた途端、

「あかん。抜けよう。」

と思うなんて。

なんて現金なんだろうと思いました。笑

 

そういえば、

泉ピン子さんのインタビュー記事を読んでいて

彼女は、今までに60億くらい稼いだそうなのですが、

ビルも持っていないし貯金もないんですって。

買い物が好きで、お気に入りのブランドものの服やバックに囲まれているそうです。

「一回きりしかない人生で、

 着たい洋服着て、好きなジュエリーつけて、

 好きなバック持って、食べたいものを食べた。

 誰かのために生きるのでなく、

 自分のために生きるのだから、

 私は自分の人生に悔いはないね。

 ビル背負って死ねないでしょ?」

と、語っておられます。

一方で、樹木希林さんは、

ものをほとんど持たない方でしたよね。

服も本当に必要な枚数だけだったと思います。

しみがついている服も

「(しみが)かっこいいでしょ」と、おっしゃってました。

服のことだけを考えると

正反対なお二人ですが、

どちらもかっこいいな、と思います。

自分が「こう生きたい」と思うとおりに

全てがうまくいくことは難しい中で、

意志に沿って生きている方って

見ていて気持ちが良いですよね。

 

何が言いたいかと言うと、

思ったようにやっていったらいいんじゃないか、

ということです。

ある状況から何か抜け出せないときって、

過去の出来事の中に自分を縛ってしまったり

周りからどう思われるのかを気にしていたりすることが

よくあるかと思います。

周りからの目を気にしたり

本当にしたいことをしなかったり

本当はしたくないことをしたりするのは、

なんだか自分がもったいないんだなあ、

と、結局は自分が(誰かを通して)

教えてくれたりするんですよね。

 

 

 

臨床心理士  間塚

 

 

 

 

 


2021.02.16

通院の他に取り組みたいこと

 

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妊娠のためにいいこと、悪いこと

みなさんたくさんご存知だと思います。

ところで、

妊娠のために「いいこと」と「いいと言われていること」

「悪いこと」と「悪いと言われていること」を

線引きするのって難しくありませんか。

 

ネットの記事や

本を読んだりしていると、

どこまでが統計上、医学上本当に妊娠に関わることで

どこからが体験談の収集程度のものなのか

私もわからなくなることがあります。

体験談収集のものや、妊娠に良いと銘打って販売しているものも

自分にも効果があるような気になる文章で書かれてますし

そう書かれていると惹かれてしまう気持ちもわかります。

 

年齢や身体の状態にもよりますが、

基本的な生活習慣と食生活を整えて

心身を健康に保ちながら、

先生がすすめるようにやっていけば

妊娠の可能性はあると思います。

基本的な生活習慣と食生活というのは

毎日の十分な睡眠

たんぱく質不足にならないバランスのとれた食事

適度な活動(ごろごろしたままの一日を過ごさない)

嗜好品のある方はほどほどまでに。

これらは、こころを元気に保つためにも大切なことです。

妊娠のために

通院以外の何か取り入れてもいいのですが

こちらを整えるのが優先だと思うんです。

 

私も自分の暮らしを振り返ってみました。

毎日6時間前後しか眠れていなかったり

朝ごはんが果物だけの日が多かったり

お肉もお魚も食べていない日があったり

時折シャワーで入浴を済ませていたり

いろいろ思い当たることがありました…。

あかんやん!って思ったのですが

思い当たったことに気を付けて暮らせば

もっと健やかで快適に過ごせる可能性があるということ。

のびしろがあるので、うれしいです。笑

 

自分の中では今の暮らしが普通になっていて

暮らしが自分の心身を

どれくらい支えてくれているのか、

それほど気にしていませんでした。

これが毎日繰り返されていて

その積み重ねで自分が成り立っていると考えると

心身への影響はとても大きいですよね。

だから、日々の暮らしから

自分を大事にしてゆきたいと思っています。

自分に無理をさせすぎず

必要なエネルギーがチャージされている暮らしを

重ねていこうと思っています。

 

 

臨床心理士  間塚

 

 

 

 

 

 


2021.01.29

姿勢を見直して、心身をあるべき姿に…

 

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最近、調子はいかがでしょうか?

というのも、私の周りで、

体調がすっきりしないという話を

ポツポツ聞くのです。

私と同年代~10歳上くらいの方たちなので

年齢的なところもあるのかな、と思うのですけど。

たくさん聞くのは

むくみや冷え、便秘や下痢、

経血の様子が以前と変わってきたこと、

肩こり、腰痛、股関節がかたい、

マスクのせいで呼吸が浅い、

考え事が多い、なんとなく不安、

過去の出来事がひっかかっている、

など、ですね。

 

私は今になって、姿勢の大切さを実感しています。

小さい頃、親や先生に、

「姿勢が悪い!」「姿勢正しくしましょう」

と、指摘をされたことがわるのですが、

そのときは、身だしなみを整えるのと

同じような感じでの指摘だと思っていました。

けれど、姿勢が正しくないと歪みから痛みが出たり、

呼吸が浅くなったり、内臓が正しい位置からずれたりします。

結果的に、冷えや自律神経の乱れ、内臓機能の低下に

結びつくことがあるようです。

 

パソコンの前に座っていたり、

スマホを使っている時間が長い方は

特に姿勢が猫背になっていたり、歪んでいるかもしれませんね。

そして、多くの方がコロナのことで

緊張したり、身を守ったりされているかと思いますので、

身体に力が入って、前傾姿勢になっているかもしれません。

また、自分に自信がなかったり、

コミュニケーションが苦手な方も、

猫背になりがちと、よく言われています。

 

さて、姿勢を確認してみましょう。

両足の裏を地面につけて、

膝と股をタテに伸ばして、

腰を引かず反らさずに骨盤を立てて

背中を曲げず反らさずに立てて

肩を曲げず反らさずに立てて

肩甲骨も立てながら首も立てる。

身体の中心に一本の芯棒が通っているようなイメージで

曲げずに反らさずに立てて整えてみてください。

どうでしょう、いつも無意識にとっている姿勢と

何か違いはあるでしょうか。

姿勢を意識して過ごしてみると、

心身の調子もよくなるかもしれません。

姿勢を整えたら、息を10秒くらいかけて吐ききって、

3秒くらいで吸う呼吸を10回程度繰り返してみましょう。

正しい姿勢での呼吸は

いつもより深い呼吸になるはずです。

心身をあるべき姿に、少しずつ整えていきましょうね。

 

 

 

臨床心理士  間塚

 

 

 

 

 


2021.01.19

「私は、すごい!」

 

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2021年になりましたね。

年が明けた途端に

コロナや寒波で

健康的な暮らしが心配になりますが、

元気に新たな年をお迎えでしょうか。

 

今年も採卵や移植が始まっていますし

卒業された方々もおられますし

新しく当院へお見えの方々もおられます。

いろんなことがありますが

できるだけ穏やかに過ごしながら

できることを粛々とやっていきたいですね。

 

私は、みなさんが初めて当院を受診されたときに

お会いする機会が多いのですが、

そのときに、どういった経緯でここに来られたのか

うかがうことがあります。

端的に説明してくださる方は、

「排卵検査薬も使ってタイミングとってたんですけど、

 半年経っても妊娠しないんです。

 何か原因があるのかな、と思って、不妊専門だったんでここに来ました。

 本当はもうちょっと早く来るか迷ってたんですけど…。」

というように、だいたい2~3文で説明してくださいます。

本当はみなさんそれぞれ、ここに来られるまで

時に誰かにドキッとさせられることを言われたり、

パートナーさんに気を遣って言えないことがあったり、

妊娠に至らないことが歯痒かったり、と

この2~3文の中には感情が揺さぶられるいろんな体験が

含まれていることが多いんですよね。

 

そして、通院しだしてからも

検査で問題なかったのに妊娠に至らなかったり、

人工授精に進んだと思ったら半年も経たないうちに

体外受精のことを考えることになったり、

パートナーさんに気持ちを分かってもらえていないことに悲しくなったり、

やっと妊娠したけれど赤ちゃんが育っていかなかったり、

何度も体外受精をしていて受精卵ができるのに妊娠はしなかったり、

思ったより歳を重ねていくことになって「こんなはずじゃなかったのになあ」と思ったり…

それぞれにいろんなことを体験されたりしますよね。

 

みなさん、いろんな想いがありながらも、

ご自分たちの目的に向かって

頑張ってらっしゃって、

本当にすごいなあ、と感服しています。

 

なので、「私、すごいなあ。めっちゃ頑張ってるやん。」

って、自分にちゃんと感心してほしいと思います。

だって、もしも、みなさんが体験していることを

お友達から聞いたとしたら、

「すごいなあ。〇〇ちゃん、頑張ってるなあ。」

って、自然と思うのではないでしょうか。

自分のことも同じだけ、感心しながら、

過ごしてもらいたいなあ、と思っています。

 

 

 

臨床心理士   間塚

 

 

 

 

 

 


2020.12.26

今年のこころの整理、おすすめします

 

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いよいよ年の瀬が迫ってきました。

今年一年、みなさんにとってどんな年でしたか?

 

このブログを読んでいらっしゃる今、

もし、お一人でゆっくりできるようでしたら、

「私にとってどんな一年だったかな?」

と、自分に問いかけてみてください。

どんなことが思い浮かびますか?

 

思い浮かべたことについて

「こういうことが印象に残っているんだなあ」と

気づいておきましょう。

 

「これはすごくよかった!」ということもあれば、

ものすごく困ったこともあったかもしれません。

そのとき、困ったことであっても

今はそのように感じていないかもしれませんし、

今もまだ気がかりが続いていることもあるかもしれませんね。

 

大切なことは

それぞれの内容というよりも、

そのことを今はどのように感じているのか、

ということなんだと思います。

 

「このことはすごくよかった、と感じているんだなあ。」

「あのときはすごく困ったけど、今は7割くらいスッキリしているなあ。」

「このことには、今もモヤモヤした感じがあるなあ。」

と、一つひとつのことに対して、

今の自分がどのように感じているのか、

気づいておきましょう。

 

いかがでしょうか。

どんなことを感じられましたか?

 

さて、では来年に向かうために

少し整理をしたいと思います。

 

想像してみてください。

思い浮かべたそれぞれの内容ですが、

「ここなら置いておいて安心」

というところを探して、置いてみましょう。

 

どんなところでもかまいません。

(例えば、星空に浮かんでいる雲の上など

 どこでもいいんです。

 もちろんご自身の身近なところでも構いません。)

そこに置いておいて

こころでしっくりきたり落ち着くようなところを

見つけてみてください。

「ここかな?」と思い当たったら

本当にその場所がOKなのか、

こころに確認してみてください。

OKになるまで探してみましょう。

一つひとつ順番にそれぞれの場所を探して

置いてみてください。

 

置けましたか?

 

置けたら、

今年一年頑張った自分を労ってください。

「よく頑張ったよね」

「ちゃんと前に進んでいっているね」

自らの想いをしっかりと

自分で受け止めてください。

 

いかがでしょうか。

今、どんな感じがしていますでしょうか。

 

みなさんのこころの整理に

役立っていればいいなあ、と思います。

 

今年の年末年始は冷え込みそうですね。

温かくして、よいお年をお迎えください。

 

 

 

臨床心理士  間塚

 

 

 

 

 

 


2020.12.17

自分に起こっていることを、別の視点で見てみること。

 

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早いもので、あと2週間で今年も終わりです。

とてもイレギュラーな一年だったように思いますが、

みなさんの暮らしはいかがでしたでしょうか。

 

リモートワークになって

気が楽に過ごせたという方もいれば

人に会えないからさみしいという方もおられました。

いつもと違う暮らしを余儀なくされると、

普段の何がプレッシャーになっていて

何が支えになっているのかを、

改めて実感しますね。

 

この間、友人が、

「私、スピリチュアルって興味なかったけど、

 友達が、今までの世界は、山羊座の土の時代やったんやけど

 12月から、水瓶座の風の時代に入るって言ってて、

 これって200年に1回くらいのタイミングらしいんよ。

 ほんで、その流れに乗れている人は、

 関係が切れる人とは切れていって、

 本当に大切な関係の人だけ残っていくんやってって言われて、

 私、そういや、切れていく人とは切れていってたなあ…

 私この流れに乗れてたんやなあ…って思った。」

と、言っていました。

 

スピリチュアルや占星術というものを

信じるかどうか、親和性があるかどうかは、

一人ひとり違うので、その点に関しては置いておきますが、

そういったものは、

自分に起こっていることや

世の中の流れ、時代の流れにおける事象について、

どういうことで起こっているのか、一説を担うものではあるかと思います。

 

特にそういった説明を受ける機会がなくても

人生は進んでいくわけですが、

そういった説明が自分の中でしっくりきたときは

ものすごく意味のあるものとして

価値づけられるのだと思います。

そして、そのことで、

自分自身のことを

肯定できたり、安心できたり、

こころの支えになったりするんだと思うんですよね。

 

基本的には自分の尺度で

人と関わったり、物事を判断することが大前提ですが、

その上でさらに、

「こういう流れがあったからそうなったんだよ」

という説明があってそれがしっくりきたときは、

こころが「そっかあ!そうなんだ!」

と、返事するのでしょうね。

 

やっぱり、誰かに、

「ちゃんと進むべき方向に進んでるように思うよ」

と、言ってもらえると、

単純にうれしい気持ちになると思います。

スピリチュアルや占星術のセラピストに限るわけでなく

時折、そんなふうに、

自分の過程を誰かと一緒に確認できる機会をもつのもいいものですね。

 

 

 

臨床心理士  間塚

 

 

 

 

 


よくあるご質問
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