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草津レディースクリニックは、9月で開院して8年目に入りました。
開院当時を思い返してみると
今はその頃に比べずいぶん不妊治療のことが知られ、
通院していることを旦那さん以外の方にも話していらっしゃる方が増えてきたと実感しています。
妊娠のために通院されることが、普通になってきた印象ですね。
お1人で、もしくはご夫婦の間だけで、根詰めてしまわれることもあるので、
通院されているほかの方とお話できる機会があったり
周りの理解を得られやすくなったことで
通院される選択をされた方の心の負担が少しは軽くなってきたように思います。
とは言いましても、
自分の人生で子どもを授かれるかどうか不安な気持ち
両親、親族のためにも授かりたい想いや
子どもを授かられた方への複雑な気持ち
他の人にはわかってもらいにくい気持ちなど
お子さんを授かりたい状況だからこその気持ちは以前も今も変わりませんし、
ご自身の状況特有の想いもあるものですよね。
そういった心模様ともなんとかほどよくつきあっていくために
カウンセリングルームは何か悩みがある時に相談に来ていただくだけではなく、
“より良い心の状態”で通院していただく一助としてあります。
近況をお話いただくことで気持ちが軽くなったり
そういった雑談の中からも心とのつきあい方を見つけていくことができます。
みなさん、最近はどのような感じで通院されていらっしゃいますか。
また、いつでも、お聴かせくださいね。
臨床心理士 間塚