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2023.02.27

臓器や子宮、卵巣に、気をおくりましょう。

 

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みなさん、気功って、やったことあります?

 

気功はけっしてあやしいものではなく

中国古来から伝わる健康法なのですが、

私の学生時代の教授が

気功の研究もされてまして、

先月から3回、気功を習ってみました。

 

習った中に、五臓をいたわる気功があったのですが、

脾・肺・腎・肝・心、それぞれの臓器に

新鮮な気を送るんですけど、

「いつもありがとう」

「酷使しちゃってごめんね」

と、労わりの気持ちを伝えながら気を送るんですね。

 

そうやって臓器に気を送っていたら、

以前、また別の先生から瞑想を習ったときに、

「子宮や卵巣に感謝を伝えましょう」

というレクチャーがあったことを思い出しました。

 

自分の臓器を労わるような時間を

毎日の暮らしの中で用意している方って、

気功とか瞑想とかヨガとか

そういったことを習慣にしている方くらいかもしれませんね。

みなさん、いかがですか?

 

こういうことって

続けていくことが大事なので、

1回だけで何か劇的なことが起こるのではないのですが、

「しっかりイメージすること」って

身体に一定の効果があると思うんですよ。

 

例えば、ちょっと想像してみてください。

夕方、田舎の道を歩いていたら、

後ろから、物音がします。

“ガサッ!ゴソッ!”

振り返ったら…

なんと、もう5mのところに、熊が!!

と、想像したときに、

「ドキッ」と心臓が鳴ったり、

汗が出たり、鼓動が高くなったりしませんか?

実際には何もなくても

イメージが強ければ

実際にそういった効果(影響)が身体に出るんですね。

 

 

「ありがとう」とか

「いつも一生懸命働いてくれているね」と、

ただそういう言葉を言うだけじゃなくて

実感のレベルで想いを送っていったり、

本当に新鮮な気を送っていると強くイメージしながらやっていると、

からだがその想いと響き合っていくことも

あるように思います。

 

子宮や卵巣も、他の臓器も、

ずっとそのときの精一杯で、

働いてくれているんですよね。

 

できたら毎日、

ちょっとの時間でもいいので、

じっくり自分のからだの臓器に

手をかざしたり

ほほえみかけたりして、

労わっていけるといいですね。

 

緊張していたり

一生懸命だったりした臓器も、

少しゆるんだり

気が通って元気になったりして、

本来の力をより発揮できるようになるかもしれません。

 

 

 

 

公認心理師・臨床心理士 間塚

 

 

 

 

 


2023.02.22

体外受精は身近になってきたけれど。

 

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体外受精で授かられる方は年々増えていまして

2020年のデータでは、13.9人に1人は体外受精で生まれた子なのだそうです。

草津レディースクリニックが開院する1年前の2008年は

50.3人に1人の割合だったことを思うと、

授かる選択肢の一つとして

以前よりも格段と選ぶ方が増えたことがわかります。

このデータは体外受精が保険診療になる前のことなので

保険診療以降はもっと割合が高くなるんでしょうね。

 

私たちスタッフは

体外受精を特別なものだと思っていませんし、

体外受精をしないといけないはっきりとした原因がなくても、

「人工授精3回くらいやって授からなかったら体外受精すすめてますよ~」

と、“ あたりまえに ” 伝えているかもしれません。

 

でも、みなさんにとっては、

体外受精をすすめられたときは

いろんな気持ちがわくのではないでしょうか。

「妊娠に近づくから頑張ろう」というような前向きな気持ちもあるでしょうし、

「ついに体外受精か…。」と、一応想定はしていたけれど

いざすすむとなるとちょっと胸がつっかえるような感じがしたり、

「本当に、私って体外受精しないと授からないのかな?」と、

自分に対しての自信が揺らいでいる感じがしたり

治療の流れに沿えない気持ちがあったりすることもあると思うんですよ。

 

初めは、何か妊娠しにくい要因があるのか調べようって感じで来られて、

タイミング合わせていたら授かるのかなあって思っていたけど

半年くらい経ったら人工授精をすすめられて…、

人工授精にすすむときだって

残念な気持ちになる人もおられるし

妊娠に近づくわくわくを感じる人もおられます。

ともかく、いろいろ思うことはありながらも

人工授精にすすんでみて、

やっぱりちょっと期待したりして、

それでも授からないことが数回続いて…

そして、体外受精と言われて…というプロセスで、

この間に周りの人の妊娠や出産があることも多いですし、

結果的に体外受精をすることに決めても

さまざまな想いを引き連れておられることと思います。

 

「夫婦生活で授かりたかったなあ…」

という想いが残っている人もおられるでしょう。

 

今のところ、

夫婦生活で授かったお子さんと

体外受精で授かったお子さんでは、

小学校就学前の知的能力や運動能力に

大きな差はないようです。

 

「他の友達は、こんなに時間かけずに、

 すぐ授かったのに、私たちだけどうして…」

「周りの人は、お金使わずに子どもできたのに、

 私たちはこんなにお金使わないといけないなんて…」

「お姉ちゃんも妹も、タイミングまでで授かったのに、

 なんで私だけ、まだできないんだろう…」

など、もやもやすることってあると思うんですよね。

自分だけ、苦労しているみたいで、

なんだかみんなと違うみたいで

不公平な気分を感じたりしちゃうことがありますよね。

 

こんなふうに

子どもがほしいという願いに近づくために

通院中は、要所要所で選択をしていくことになります。

選択をめぐって、思っていることや気持ちをシェアしていただきながら、

みなさんそれぞれが最良の選択ができるように

お手伝いしていきたいと思っています。

 

また、折をみて、状況を伝えにいらしてくださいね。

 

 

 

公認心理師・臨床心理士 間塚

 

 

 

 

 


2023.02.10

生殖心理学会に参加してきました

 

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2月5日、東京の永田町で開催された

生殖心理学会の学術集会に参加してきました。

 

生殖心理学会とは、

生殖医療におけるこころのケアの学術的向上と

生殖医療の発展のための学会です。

 

今年のテーマは、ゲノムでした。

遺伝医療は生殖医療と密接に関係しています。

例えば、ご自身やご家族に何か遺伝性のご病気や特徴をお持ちの場合、

「お子さんも同じような病気や特徴を持って生まれるのでは…」

と、心配になる方もおられます。

また、流産を繰り返されたカップルや

精子が見当たらなかった方は、

ご自身の染色体に変異がないか

検査される方もおられます。

そして、もう流産を経験したくない方や

早く妊娠したい方、

お二人の染色体に変異があった方は、

着床前検査を実施して

染色体異常がない受精卵を移植するということができます。

(妊娠率は100%ではありませんし、流産率も0%ではありません)

また、妊娠後、心配なようでしたら、

系列の南草津野村病院でNIPTを実施しております。

 

このように、妊娠、出産を巡って、

遺伝子にかかわる選択をしていくことが、

とても身近になってきています。

 

学会に参加して思ったことは、

どういった局面であっても

最終的にはお二人で答えを出していくことになるのですが、

答えを出していかれるまで

(そして、答えを出されたあとも)

周りからのサポートが必要だということです。

当事者さんたちの講演もあったのですが、

答えを出していくプロセスに

関わってくれる専門的な人(主にカウンセラー)と、

同じような立場の人同士の支え合いが必要と仰っていました。

 

結局は答えを二人で出すのだけど、

他の人はどんな選択をしているのか、

たくさんの可能性を知ることで

視野が開けたり、自信をもって選択できることがあります。

また、混乱している中で、

客観的な立場から、状況を一緒に整理していってくれる人、

相手が個人の価値観や倫理観を入れずに相談にのってくれる人がいると、

迷いや心配、動揺などのこころを抱えながらも

なんとか先に進んでいくのに役に立ちます。

 

医療技術が進歩することで

もしかしたら体験していたかもしれない悲しみや苦しさを

スキップすることが可能になった一方で、

「人生でこういう選択をすることになろうとは…」

という側面も出てきます。

 

迷ったり、困ったり、混乱したりするときに

ひとりで(カップルで)考えると、

なんだか自分たちだけが

このようなことに直面しているみたいで、

心もとなくなるかもしれません。

 

どうか、そのままの気持ちを

クリニックに、カウンセリングルームにもってきて、

取り繕わずに教えていただきたいと思っています。

 

どんなことを考えたり思っておられるのか、

どんな状態になっておられるのか、

私たちは知りたいと思っています。

そして、直面されていることに

どんな答えを出していかれるのか、

お一人で(お二人だけで)考えるようにお伝えするのではなく、

一緒に考えていきたいと思っています。

 

 

公認心理師・臨床心理士  間塚

 

 

 

 

 

 


2023.01.31

やめるということ、と、特別養子縁組シンポジウムのお知らせ。

 

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ライブができるスペースを

13年間運営していた友人がいまして、

そのスペースが立ち退きになったので

今月で閉まることになったんですね。

 

なので、先月あたりから、

こちらでライブをしていたみなさんから

その友人との出会いや想い出、

友人への感謝が伝えられる機会が続いているようで、

「なんだか生前祭みたい」

と、言っていました。

 

こういった機会がないと

どんなふうに思っていたのかとか

聞くことがないから

おもしろいみたいです。

 

確かに、慣れ親しんだ関係では、

改めて想いを伝えることって

しなくなりがちですよね。

(大事なことなのに、どうしてでしょう?)

 

また、友人は、

スペースから物がなくなっていく様子を見ながら

「やめるって好きなんだよね」

とも言っていました。

 

「やめるって好きなんだよね」と言われたときに

私も今やっていることをやめる想像したのですが、

確かに、胸からお腹にかけて

すごくスッキリするような感じがありました。笑

何かを続けていくということは

それだけ大変なことでもあるのですね。

 

友人は自分で「やめる」ことを決めたわけではなく

不可抗力でやめざるを得なくなったのですが、

その結果から生まれる新しい部分を

楽しみにしているのだと思います。

もちろん、残念に思う部分も、

さみしい気持ちも心苦しい気持ちもあるのでしょうけれど…。

そういえば、その友人は

自分にやってきた流れをおもしろがれる人なんですよね。

 

ところで、通院については、

パートナーに治療意思がなくなったり

経済的に治療費が出せなくなったり

通院時間が確保できなかったり

何か別の病気やケガに見舞われたりといった場合は、

ご自分の意思とは違うところで

通院をやめざるを得なくなるかもしれません。

何度も何度も治療を繰り返しても

結果が出ない場合は、

治療を続けるかどうか

ご自分で決断をしていくことになりますよね。

 

こういった決断を

自分でするのは

とても勇気がいりますし、

「治療を続けたいというより

 やめる決断ができないから通院しているんです」

という境地に立つこともあると思うんです。

 

何かの目標に向かって頑張っていて

その目標が叶わなかった人生になるのは

なかなか引き受けがたいことかもしれませんよね。

 

ただ、やめる前はこわかった未来も

やめた後、時間が経っていくと

そうでもないように思えるかもしれません。

やめたからこそ、自分に訪れるものや

人生の流れが変わることがあるからです。

 

ご自分のお子さんを持ちたいという願いが叶うことは

もちろんうれしく、素敵なことでしょう。

そして、そうでない人生であっても、

人生はきっと輝くのだと思います。

 

*************

さて、ここで、情報を一つ、提供させていただきます。

“telling,”という子供を育てたいと願う人へ

特別養子縁組制度の情報を発信しているサイトがあります。

今週2月4日に、特別養子縁組制度の

オンラインシンポジウムがあります。(無料です)

詳しくはこちらのページをご覧ください。→オンラインシンポジウム

 

特別養子縁組でお子さんと家族になられた方は

当院に通われていた方にもおられるんですよ。

いろんな家族のかたちがあって

いろんな幸せがあるんですね。

 

 

 

公認心理師・臨床心理士  間塚

 

 

 


2023.01.23

からだから、こころへ。

 

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先日、草津駅で、

おそらく70代かと思われる

今からトレッキングに行かれるであろう

男女5、6人をお見掛けしました。

「ものすごくお元気なみなさんだなあ」

と、感心していると、

その中から

「歳とったら、もうこんなことできんで」

という会話が聞こえてきて、

私は「えっ?!」と驚きました。

 

私からみたらお年寄りな印象だったので

「すみません…」と心の中で思いました。

周りからどう見えようと

みなさんの中では、まだまだお年寄りではないのでしょう。

引き続き、お元気でいていただきたいです。

 

先日、知人が、

「なんで人と比べるの?」

「なんで他人と同じように自分もできると思うの?」

と、言っていました。

比べても仕方がないことなんて

本人が一番よくわかっているので、

「なんで比べるの?」

なんて聞き方してもあまり有効じゃないのでは…

と、私はよく思うんですよ。

 

「知人よ。

 正論を言われて

 心地よく感じる人って

 あまりいないのだ。

 心地よくなるのは

 正論を言って

 良い事を言った気になっているあなただけなのだ。

 こういうこと言って感心されるのは

 美輪明宏さんや叶姉妹さんといった類の人たちだけなのだ。」

 と、こころの中で思っていました。

(これは、臨床心理士として、ではなく、

 個人の意見ですよ)

 

「誰かと比べても仕方がないのはわかっていて

 不毛なのもわかっているけど、

 自然とそのように思ってしまうような

 神経回路になっているんだもん…」

というのが、実際のところなのではないでしょうか。

 

「頭ではわかっているけど、

 こころはどうもそう思っていないみたい…。」

そういうことって

よくあります。

 

そういうときは

割り切れないこころの声に

もっと耳を傾けたいところです。

自分で自分に耳を傾けることもいいのですが、

相手が相手自身の価値判断を

できるだけ挟まず、

ただ、「うん、そっか。そうなんだね。」

と、話を聞いてくれる関係でお話していくと、

(ちょっと話しただけで

 「なんで人と比べるの?」

 なんて言わない人との関係で)

自分のこころの声はより明るくなると思います。

 

すぐに、そういった相談相手が見つからないとき、

私は、からだを動かすことをおすすめします。

草津駅で 出会ったおじさまおばさまたちのように

トレッキングなんて最高だと思います。

ヨガやストレッチや太極拳なんかもいいと思いますし、

誰かと一緒にスポーツを楽しむこともいいと思います。

 

こころは頭でコントロールしていくものと

思っている方がおられるかもしれませんが、

からだが安心している、安全であると感じている状態、

リラックスしていると感じている状態だと

脳に感知させるということが、

精神の安定にもとても大切な機序になります。

すぐに、こころの声に耳を傾けられないときは、

からだを安心、安全、リラックスという

心地よい状態にしていきましょう。

 

 

 

 

公認心理師/臨床心理士   間塚

 

 

 

 

 

 


2023.01.14

「もっと早く聞けばよかった」

 

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私は時折映画を観るのですが、

この間、「とべない風船」という映画を観ました。

 

この作品の舞台は、広島県の島。

ヒロイン役の小島凛子を演じるのは三浦透子さん。

凛子は、東京で教師をしていたのですが、

うつになったため教職を辞め、

今は派遣社員として働いています。

派遣の契約が切れたタイミングで

小林薫さんが演じる父親が住むこの島を訪れます。

 

それから、この島に住む人たちと触れ合ったり、

末期がんだった母親が暮らしたい場所として選んだ島で

両親がどんなふうに過ごしていたのかを知ったり、

父親が体調を崩したりと、

凛子にいろいろな時間が訪れます。

とてもこころに沁みる映画で

印象的なシーンはいくつかあったのですが、

特に胸がキューッとなったシーンがありました。

 

それは、映画の後半、

凛子が父親に、教師時代のうまくいかなかったことを語ったとき、

父親は凛子の話をあたたかく聞き

こころが弛むようなアドバイスを送ります。

すると、凛子は、

「もっと早く聞けばよかった…」

と、涙するのです。

 

このシーンが流れたとき

「『もっと早く聞けばよかった…』の感じ、私も知ってる!!」

と思いました。

もう10年以上前のことですが

いつも緊張して接していた人と

やっとちゃんと向き合って話したことがありました。

相手は想定よりも懐が深く

受け止めて話を聞いてくれたとき、

私も凛子と同じように

「もっと早く言えばよかった」

と、口にしたのですが、

あの時の感覚が蘇ってきました。

 

「言うなら今しかない!」という状況になって初めて

口にすることができることもありますよね。

また、自分の中で、

向き合おう、乗り越えようという力が

溜まっていったときに、

今まで言えなかったことを

言えるようになっていることもあります。

 

そして、意を決して言っているということが

相手に伝わっているということも

大切なことのように思うのです。

 

「もっと早く聞けばよかった」

「もっと早く言えばよかった」

というと、後悔が交じってそうな文言に思えますが、

実際は、相手が自分を受け止めてくれたから

発せられる文言なんだと思います。

安心して、あたたかくて、

「それだったら、もっと早く…」

という気持ちが表れていると思うんです。

本当に素敵な文言です。

 

自分でこころを閉じることもあるし

閉じることで守られる自分もいます。

けれど、その世界は全てではなくて、

こころを開いてみることで

開かれた世界が待っているかもしれないことに

希望があるなあ、と思いました。

開けそうなタイミングが来たら

臆せず開いてみたいですね。

 

 

 

公認心理師・臨床心理士  間塚

 

 

 

 

 


2023.01.07

迎春

 

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新しい一年が始まりました。

みなさん、新年をどのようにお迎えでしょうか。

 

新年やお誕生日などの節目は

何かを決めて行動に移す機会になりますよね。

「去年に妊娠しなかったら病院行こうって決めていたんです」

「去年いっぱいタイミングで妊娠しなかったら

 ステップアップしようと思っていたんです」

と、新しい取り組みに移るきっかけにされたというお話を

何度もおうかがいしております。

 

今、ブログを読んでおられる方の中にも

何かを決意された方がおられるのではないでしょうか。

 

何かを決めて行動していくときって、

自分に対しての誇らしさと

これからへのわくわくと

未知のことへの不安が

混在しているような感じがありませんか。

 

私は、このとき特有のこの感じが

わりと好きなんです。

新しい自分に出会う扉を開ける機会は

いつでも作れるわけではないので

とても貴重なことだなあと思っています。

(変化していくことだけでなく、

 継続して何かを続けていくことも

 同じく貴重なことだと思っています。)

 

通院されている中で、

うれしいときや調子がいいときもあれば

悲しいときやなかなか前向きに考えられないときなど、

いろんな状況があるかと思いますが、

そのときそのときの

あなたの考えや気持ちを共にしながら

一緒に進んでいきたいと、

スタッフ一同思っております。

 

また、カウンセリングルームでは、

妊娠にまつわるお気持ちや

人間関係などのお話はもちろんのこと、

気になっていたり引っかかっていたり

なんだか考えてしまうようなことが

妊娠とは直接関係ないことだったとしても、

それがどういったことなのか

お聞かせいただいています。

 

自分で思っていることや理解していることと、

自分のこころに沿って

導き出した理解や答えとは、

また違うものです。

カウンセリングを通して

こころに沿ってお話をする中で、

気になっていたり引っかかっていたりすることに

また違った理解や意味を見つけることもできますよ。

 

自分に対しての自信を失わずに

自分に誇りをもって、

進んでいきませんか。

 

みなさんにとって

こころやさしい一年になりますように…。

 

 

 

 

公認心理師・臨床心理士  間塚

 

 

 

 

 


2022.12.27

安心に囲まれて、よいお年をお迎えください。

 

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クリスマス付近には雪も散らついて

本格的な冬に突入した感じがしています。

 

当院は、年内は28日午前中まで診療、

来年は4日から通常診療です。

(来年1月から、草津駅西口の駐車場が、

 工事のためご利用いただけませんので、

 お気をつけください。)

 

年末年始を挟むため

一周期、通院をお休みになる方も

いらっしゃいますよね。

 

お休みを取られていた方に

「お休みされていた期間、どうでした?」

と、おうかがいすると、

みなさん、だいたいきまって

「楽でした~。薬のことも気にしなくていいし」

なんておっしゃいます。

通院しなくていいと、

やっぱり楽なんですよね。

 

それだけ、ずっと頑張っていて

気が張っているということなんだと思います。

だから、ゆっくり休んで、

頑張っているこころとからだを

たっぷり労わってほしいです。

 

通院のことだけでなく

お仕事でもお忙しかったり

人間関係で緊張しているでしょうから、

年末年始のお休み中くらいは、

ご自分がリラックスできる環境で

安心できる人間関係の中で、

こころとからだを回復していただきたいな、

と思っています。

 

お休みの間に

誰かとお話する機会があったとき、

何かアドバイスをくれることがあるかもしれません。

 

私は、他人のアドバイスは、

その人の価値観を相手に照らし合わせる性質を

もっていると思っています。

 

アドバイスが響かなかったり的外れだったときに、

アドバイスをした人が

ご自分のアドバイスがハマっていないと気づいて、

方向を転換してくれるのであれば、

アドバイスをした人は

相手のことを見ながら話している人だと思います。

 

けれど、中には、

自分の価値観を相手に取り入れてほしかったり、

自分の価値観を評価してほしかったり、

アドバイス通りに実行してほしいと思っている人も

いらっしゃるんですよね。

それが、本当に相手のためになることもあるかもしれませんが、

相手がそれで調子を崩したり

アドバイスに傷ついていたりしても、

責任をとってくれないような気がしています。

 

価値観が違う人とも

お互い理解しあって…、というのが

理想のように感じますが、

それにはお互いの労力が必要です。

今は会いたくない人、

価値観が合わない人や

価値観を押し付けてきそうな人とは

会わないという選択も、

堂々としていいと思っています。

(要は、我慢して親族に会ったり

 同級生に会ったりしなくていいですよ、というお話です。)

 

安心の中に身をおいて

頑張った自分を回復させることを優先して、

パワーを溜めたみなさんに

また来年、お会いできるのを楽しみにしております。

 

よいお年をお迎えください。

 

 

追伸:

カウンセリングルームに

絵本作家の山田和明さんのポストカードを飾りました。

今日の写真はその一枚、

この絵のタイトルは「降り注ぐしあわせ」です。

 

 

公認心理師/臨床心理士   間塚

 

 

 

 

 

 


2022.12.20

お返事、お待ちしております。

 

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当院に通われている方同士で

お手紙でのやり取りができたら…とシェアレターを始めました。

そして、先日、シェアレター通信の1通目を発行しました。

 

シェアレターを始めて

これが一番最初の手紙ということで、

勇気を出して投函してくださったのではないでしょうか。

(私も、誰か投函してくださるのだろうかと

 ドキドキしながらお待ちしておりました。)

 

大事な思いをみなさんに届けてくださって、

ありがとうございます。

 

シェアレター通信を読まれて、

「私も同じようなことで悩んでるなあ…」とか

「その気持ちわかる~!」とか

「私たちはこういう考えだなあ」とか

みなさんそれぞれに

差出人の方の状況に思いを馳せたり、

また、ご自身の状況と照らし合わせて、

いろんな感想をお持ちだと想像しています。

 

是非、みなさんの思いやメッセージを

お手紙にしたためて、

お返事をくださるとうれしいです。

 

待合室で一緒に座っているみなさんを

「みんな同じ目的でがんばっている仲間」

と、思って励みにされている方が

たくさんおられます。

同じ目的の仲間だからこそ

安心したり背中を押してもらえるような

やりとりができることがあります。

 

みなさんのお手紙での交流が

おひとりお一人の支えになりますように…。

お返事お待ちしております。

 

 

 

公認心理師/臨床心理士  間塚

 

 

 

 

 

 

 


2022.12.08

男性側にも要因があるケースの場合。

 

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精子の数が少ないなど

男性側に妊娠へ影響しそうななにかが見つかった場合、

男性に気を遣う女性はとても多いんです。

 

そういった状態の方は

男性外来で専門的に診てもらうことを

すすめられると思うのですが、

精液検査の結果を伝えるのに

胸がグッとつっかえた感じがしたりして

男性外来すすめられたとは

とても言えないという方もおられます。

 

パートナーさんが、

つらそうだったり不機嫌そうに見えたり

「自分のせいだ」なんて言ったりすると、

女性側も胸がしめつけられたり

こころが重くなったりするんですよね。

 

こころの中では

「わたしだって頑張って病院行ってるし

 毎回内診して、注射も打ってるんだから、

 そっちも良くなる努力してよ」

なんて気持ちがうごめいているのに、

パートナーさんの様子をみて

その気持ちを押し込めたりする…。

そんな方も多いんじゃないでしょうか。

 

妊娠は、自分ひとりのことではないので、

とても難しいですよね。

パートナーとしっかり話し合って

「今」お互いが思っているところで

意見をすり合わせして、

合わないところはお互いの妥協点を探して…

そんなふうにすすめておられると思います。

 

「今」にわざわざ “「」” をつけたのは、

例えば、「体外受精はしない」と思っていた人も

時間が経過することによって

意見が変わってくる可能性があるからです。

 

なので、周期ごとに

「今」わたしはどう思っていて、

あなたはどう思っているのかを、

話し合って決めていく、

といったプロセスを歩む必要がありそうです。

 

とはいえ、慣れ親しんだ関係では

お互いの性格がわかったり

普段の関係性から、

「これは言わんとこう」

としていることがあると思うのですが、

「これは言わんとこう」

をすると、きつくなってきたり

進めていけなかったりすることが、

妊活中にはありがちですよね。

 

なので、話し合いのプロセスは

なかなかハードな側面があると思うんです。

でも、このプロセスをしっかり重ねることが

今後いろいろな支えになってくれるのではないでしょうか。

 

ところで、ピンチはチャンスではないですが、

何か困ったりうまくいかなかったりという状態で

カウンセリングに来られたとき、

「ああ、この方が変わっていくチャンスでもあるなあ」

と、受け取れることが、よくあります。

 

人って、これまでの自分のスタンスでは

立ち回るのがむずかしくなってきたときに、

自分自身を変えて乗り越える力があると思うんですよ。

ですから、不妊治療を乗り越えたカップルは、

不妊治療に直面する前のお二人よりも

深くてかけがえのない関係性になられていることがあります。

 

妊娠までにいろんな難しい局面があるでしょうし

チャンスとかどうでもいいから

すぐに妊娠したいというお気持ちもおありでしょう。

苦労せずに妊娠したいものですが、

もしよかったら

チャンスの側面もあるかもしれないことにも

思いを馳せていただけたら…と思います。

 

また、そういったことについても

ゆっくりお時間とって

お聞かせてくださいね。

 

 

 

 

臨床心理士 間塚

 

 

 

 


よくあるご質問