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Q&Aでお悩みを解決

初診について

質問をクリックすると回答が表示されます。

Q. 不妊治療が初めてで、不安です。

多くの方から、病院に行くまでにすごく迷ったとお伺いしています。
いろいろ考えちゃいますよね。
勇気を出して来院された方からは、「もっと早く来たらよかった」という声をたくさんいただいています。
妊娠へのアプローチの中で、どういったことが不安なのか、お二人がどういったことをご希望されているのか、などをおうかがいして、お二人の身体やお考えに合ったサポートを提案させていただきます。
どうぞ、安心してご来院ください。お待ちしております。

Q. 何を持参すればいいですか?

健康保険証またはマイナンバーカード、筆記具を必ずお持ちください。その他、基礎体温表や問診票を記入してご持参いただくと診察がスムーズに進みます。
また他院からの紹介状、検査結果をお持ちの方はご持参ください。
※初診問診票は、≫各種様式のダウンロードからダウンロードできます。

Q. 初診は夫婦で受けた方が良いですか?

まずお一人で来院されて大丈夫ですよ。
お二人で来院され説明を聞かれるとより理解が深まり、妊娠へのアプローチについてお二人で話し合うことができるかと思います。

Q. 夫と一緒に受診した場合、夫の検査もするのですか?

妊娠のための基本検査として、男性には精液検査を実施しています。
精液検査には予約が必要で、ご自宅で採精してすぐにご持参いただく必要があります。
初診時に、精液検査の説明と必要な容器をお渡ししますので、ご都合のよい日時で改めてご予約いただいています。
もしも初診時に精液検査をご希望でしたら、初診のご予約のときに、精液検査もご希望の旨をお伝えください。その場合、検査前日までに検査容器を受け取りに来てください。

Q. 初診は生理何日目が良いですか?

何日目に来院されても大丈夫ですよ。来院された時の生理周期に合わせて診療をさせていただきます。
尚、生理中でも内診を受けていただくことがあります。

Q. 駐車場はありますか?

当院提携の駐車場がございます。お会計の際に駐車券をご提示ください。
≫詳しくはこちらへ

Q. 不妊治療は高いイメージがあります。治療にいくらくらいかかりますか?

治療代にいくらかかるのか、心配になりますよね。

初診時の保険診療の目安は5,000円程度(ホルモン検査を実施)、以降特に検査や処方、処置がないようでしたら、保険診療で1回2,500~3,000円程度での診察になります。 自費検査を受けられる日は、ご希望の検査に加え診察も自費でのお支払いとなります。その他、<費用の目安>をご覧ください。
女性が43歳未満の場合、体外受精・顕微授精につきましても、保険適用となっております(40歳未満の場合移植6回まで、40歳~43歳未満の場合移植3回まで)。お早めのご来院をおすすめします。

Q. 治療費が高額になる場合、医療費の助成制度は受けられますか?

公的助成制度の高額療養費制度(限度額認定証)や医療費控除を受けていただくことができます。
詳しくは《医療費助成制度》をご覧ください。
また、ご自身が加入されている医療保険によっては、保険金給付の対象となっている場合があります。詳しくは加入されている保険会社へお問い合わせください。

Q. 現金以外でのお支払い方法は何がありますか?

お支払いには、現金の他に、クレジットカード、電子マネー、デビットカード(一部制約あり)がご利用になれます。
【利用可能なクレジットカードおよび電子マネー】
VISA、Master、JCB、AMEX、Diners、電子マネー(ID、QUICPay、WAON、NFC等)
※クレジットカード・デビッドカードはご本人様名義のカードに限ります。
尚、旧姓のままのカードはご利用できません。

Q. 待ち時間はどれくらいですか?混みますか?

待ち時間、気になりますよね…。日によって混み具合が違うので一概には言えないのですが、傾向として夜診の18時以降、土曜日、休診日の翌日は、混み合うことが多いように思います。
スムーズなときは受付から30分程度でお会計まで終わりますし、非常に混んでいるときは申し訳ありませんが2時間以上かかることもあります。
お待ちいただく時間が長くなりそうな場合は、外出のご案内をさせていただいています。もしよろしかったら、近隣のショッピングセンターやお散歩などで、気分転換しながらお待ちください。

Q. 子ども連れでも通院できますか?

はい、お子様をお連れになって、通院していただけます。
当院ではキッズスペースを設けておりますので、待ち時間はそちらでお子様と一緒にお過ごしください。
お子様の安全面(自動で動く内診台などがあり危険ですので注意深く見守っていただく必要があります)や、周囲への配慮については、連れていらした方で責任をお持ちいただくようお願いしております。
検査(通水検査、内膜炎検査、術前検査など)や処置(人工授精、採卵、移植、SEETなど)のある日は、検査や処置の途中で気分が悪くなり少し休んでから帰宅していただくこともありますので、お子様連れでの来院はご遠慮していただいております。
また、感染の可能性がある病気にかかっておられる場合はご遠慮下さい。


検査について

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Q. 自分たちでタイミングとって、どれくらい妊娠しなかったら受診するものですか?

受診された方が「夫婦生活があって1年妊娠しなかったら不妊症って言われているから、不妊治療は不妊症になったら受けるものだと思っていました。」とおっしゃられることがあります。
不妊治療は妊娠を希望されているみなさんへの治療で、妊娠希望期間にかかわらず受けていただくことができますよ。
妊娠をご希望でしたら、ひとまずご来院ください。お二人の身体の状態を確認することから始めていきましょう。お待ちしております。

Q. 治療はまだ考えていないけど、妊娠できるかどうか検査だけ受けたいのですが…。

お互いの身体の状態、気になりますよね。
当クリニックでは、妊娠をご希望で来られたみなさんに、1周期かけて基本検査を実施し、妊娠にかかわるような問題がないか確認しています。
どうぞ、ご来院ください。もやもやしていることが幾ばくかスッキリすると思いますよ。
検査で問題がない場合、夫婦生活で妊娠される可能性があるということになりますが、妊娠は奥が深く、基本検査ではわからない部分も多いので、絶対妊娠できるという保証にはならないこともご理解くださいますよう、お願いいたします。

Q. 夫がアプリで精液の検査をしたのですが、精子濃度が下限基準値を下回っています。生活に気をつけるだけで大丈夫ですか?受診した方がいいですか?

パートナーさん、ご自分で積極的に検査をなさったのですね。
当クリニックからは、男性側にも受診の必要があると判断した場合は、男性不妊治療をされている泌尿器科を紹介させていただいています。
精子濃度には、器質的なことや既往歴などが関係している場合があります。受診いただくことで改善へのアプローチ、妊娠へのアプローチも変わってくるかもしれません。
精液検査の結果は、ある程度の変動があるものですので、まずは一度、当院で精液検査を実施されてみてはいかがでしょうか。

Q. 今通っている病院で、採血をして内診もして「妊娠できるよ」と言われたのですが、半年経っても妊娠しません。何か原因があるのでしょうか。検査は他にもあるのでしょうか。

妊娠のための基本検査(不妊検査)は病院共通ではありませんので、通院先によって検査項目や検査を進めてくださる時期が異なってくると思います。
当クリニックでは、初診時から1周期かけて、順々に検査を行っていきます。
内診室で、卵巣や子宮、排卵の様子や卵管の通過性の確認をしています。
また採血で、排卵や妊娠にかかわるホルモンの検査をしています。
そして、自費にはなりますが、クラミジア、細菌性膣症、HOMA-R(インスリンの抵抗性)、甲状腺機能、AMH(抗ミュラー管ホルモン)、精子不動化抗体、風疹抗体、子宮頸がん検診、亜鉛、ビタミンDも妊娠から出産にかかわる大事な項目ですので実施しています。クラミジアは粘液の採取、細菌性膣症は膣の分泌物の採取、子宮頸がん検診は細胞の採取、その他は採血での検査になります。
妊娠の過程には分からないことも多く、現在の検査では明らかにならないこともあります。治療をステップアップしていくことで、原因がわかることもあります。

Q. 転院を考えています。何が必要ですか? 一度した検査ももう一度しないといけない ですか?

転院されるときは、今までの検査データや紹介状をご持参くださると、経過や現状をよりスムーズに把握できるので、助かります。
紹介状はなくても大丈夫ですが、治療経過を紙などに書いたものなどご用意いただければ、今後の治療の参考とさせていただきます。
また再検査についてですが、検査データをお持ちいただき、結果に問題がなかった項目については、再検査を見合わせることもあります。
ただ、検査実施日から時間が経っている場合や体調等に変化があった場合、検査データがない場合などは、再検査をすすめさせていただいています。
是非、検査データをご持参ください。

Q. 体外受精で移植をしても妊娠しません。着床に問題があるか知りたいです。

移植をして妊娠に至らないと、着床に問題があるのか気になりますよね。
当院では、移植を2回して妊娠の継続に至らない場合、着床に関する検査を実施しております。
子宮内フローラ検査、着床の窓を調べるERA検査、子宮内膜炎を引き起こす細菌がいるかどうかを調べるALICE検査、現在慢性子宮内膜炎にかかっているかどうかを調べる慢性子宮内膜炎検査などを推奨しています。
詳細につきましては、以下のページをご覧ください。
●先進医療
●自由診療

Q. 2回流産して、産婦人科の先生には「妊娠はできるから、頑張ろう」と励ましてもらったのですが、自分に何か原因があるのか調べることはできますか?

流産が2回目になると、次の妊娠が不安になってくる方もおられます。
あなたは今、どんなご様子でしょうか。
ご自身に何か原因があるのかも、と考えておられるのですね。
当クリニックでは、流産を2回以上繰り返された方に、「不育症の検査」を実施しています。
流産の8割は、たまたま起こった受精卵の染色体異常が原因と言われています。
ただ、流産につながる要因が関係していることもあるので、その要因があるかどうかを検査しています。
何か要因が見つかったら、流産につながらないように治療やサポートをしていくこともできます。また、カウンセリングを利用しながら妊娠に向かっていただくことで、流産後の妊娠成功率が上がるという研究結果が出ています。
不育症の検査をご希望でしたら、ご予約の上ご来院ください。赤ちゃんを抱かれる日に向かって、一緒に過ごしていきましょう。

Q. 着床前診断はしていますか?

2回以上移植して出産に至らない方や、流産を2回以上経験された方、染色体の構造異常が認められた方は、着床前スクリーニングや着床前診断を受けることができます。
流産を繰り返された方は、もう流産したくないと思う気持ちがおありでしょうし、出産までかかる期間をできるだけ短くしたいというご事情の方もおられると思います。
着床前スクリーニング・着床前診断は、現在は保険適用外となっておりますので、こちらの検査を取り入れられた場合は、それ以降の治療は全て自費での診療になります。
詳しくはホームページの着床前診断をご覧ください。


治療について

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Q. 基礎体温は毎日測ったほうがいいですか?

可能であれば、毎日基礎体温をつけることをお勧めしています。
基礎体温は治療をする上で、あなたの身体の状態を知る有益な情報となります。
時折、「基礎体温がガタガタだから測る意味がないし、つけていません」とおっしゃる方がおられるのですが、基礎体温が二相(低温期と高温期)に分かれていない状態だったとしても、“今そういった状態である”という情報がとても大切になります。
体温という情報をもとにサポートできることがありますので、体温が理想通りではなくても、できれば体温をつけて見せてくださいね。

Q. タイミング療法だけで診てもらうことはできますか?

今のところ、タイミング療法での妊娠を考えておられるのですね。
年齢的にも基本検査にもとくに問題がないようでしたら、当クリニックではタイミング療法から始めています。タイミング療法を続けても妊娠の結果が出ない場合は、他の治療法の有効性もお伝えさせていただきます。
その上で、お二人で話し合われて、妊娠へのアプローチはタイミング療法のみと決められたのでしたら、そのように診療させていただきます。
不妊治療で大切なことの一つは、お二人が治療のプロセスに納得されているかどうかだと考えております。お二人の思いをクリニックへお伝えいただければ、お二人にとっての最善の治療を一緒に考えていきます。

Q. タイミングがとれないのですが、妊娠するにはどうしたらいいですか?

タイミングがなかなかとれないと、排卵の時期がくる度に、もどかしさを感じておられたことと想像しております。
さて、質問へのお答えですが、夫婦生活をもたなくても妊娠へのアプローチは可能です。
もし、排卵期に夫婦生活がもてなかったり、決まった日に夫婦生活をもつのが苦痛であったり、夫婦生活をもちたくないようでしたら、まずはシリンジ法というアプローチがあります。これは、カップに射精した精液をシリンジ(注射器)で吸い上げ、直接膣に注入するという方法です。必要なキットは当クリニックで用意しておりますので、ご希望でしたらお申し出ください。
また、採精した精液をクリニックで洗浄、調整して、元気な精子のみを直接子宮に注入する人工授精という方法も有効かと思います。

Q. すぐ体外受精をしたいのですが、できますか?

体外受精を考えておられるのですね。体外受精は初めてですか?
体外受精をするには、基本的には体外受精が適応という医師の診断が必要になります。
まずは、治療経過や現状を確認させていただきますので、他院への通院歴があれば経過や検査データをお持ちになって受診してください。
体外受精をする前に、当クリニックの「一般治療および体外受精の説明会」に参加していただき、クリニックの方針にお二人がご理解、ご同意いただくことを、体外受精にすすむ前提とさせていただいています。お早目に説明会にご参加ください。
また、説明会に参加して体外受精をすると決められたら、体外受精のために必要な検査がいくつかあります。その検査結果に問題がなければ、次、生理が来た周期から体外受精を始めさせていただいています。
≫説明会のご案内

Q. どれくらいの人が体外受精を受けておられますか?

当院での採卵実施件数は年間約280周期です。1ヶ月に約20名の方が採卵をされています。また、移植周期は年間約350周期、1ヶ月に30周期実施しております。
当クリニックに来られている4割くらいの方が、体外・顕微授精の治療で通院されています。

Q. 体外受精のため貴院への転院をすすめられたのですが、採卵が痛そうで不安です。

初めての採卵は、どれくらい痛いものか心配ですよね。
採卵は麻酔をして行うこともできますよ。
詳しくは、来院時にご相談ください。

Q. 自己注射をするの初めてなんですが…私にもできますか?

みなさん初めての時は緊張されるようですが、院内で看護師よりしっかり説明させていただくので大丈夫ですよ。説明の際に、練習も踏まえて行うので安心してくださいね。
自己注射にすることで、通院の回数を少なくできるというメリットもあります。

Q. 自己注射って痛いですか?

ペンタイプの注射に関しては、針も短く細いので痛みもほとんどありません。バイアルやシリンジタイプの注射は、ペンタイプの針に比べるとやや長く太いですが、採血や点滴などの針ほどではありません。ほとんどの患者様が「思ったより痛くなかった!!」と言われことが多い印象です。

Q. どうしても自己注射が怖くてできそうにありません。そんな時はどうしたらいいです か?

不安な方はいつでもお申し出くださいね。通院で注射することもできますよ。
時間外の注射に関しては当法人の連携病院で受けることもできます。

Q. 採卵や移植の時は夫も一緒に来てもらわないとダメですか?

採卵の時は、パートナーさんの精子をご準備していただく必要があります。基本的に当院で採精することをお願いしています。どうしてもご都合がつかないなど、一緒の来院が難しい場合はご相談くださいね。また、麻酔の種類によっては静脈麻酔をご希望される方は、薬の影響で帰宅後も気分がすぐれなかったりフワフワすることがあるので、一緒に来ていただく方が安心かと思います。
移植に関しては、付き添いはなくても大丈夫です。ご心配な時はパートナーさんと相談していただけたらと思います。

Q. もし夜間や休みの日に体調や薬のことなどで困ったときはどうしたらいいですか?

突然の出血や腹痛など起きると心配になりますよね。そんな時は、当法人の連携施設があります。南草津野村病院か湖南市にある野村産婦人科へご連絡してくださいね。
当院の診療時間で間に合うときは、診療時間内にいつでもお電話下さい。
〇南草野村病院  TEL 077-561-3788
〇野村産婦人科  TEL 0748-72-6633
 
また、「こんなときどうしたらいいんだろう…」「ゆっくり看護師さんと話がしたいな」「今となって聞きにくい事は誰に相談したらいいのかな?」など、そんな時はいつでもスタッフにお声かけ下さい。
院内の内診室にも“ナース相談室”の案内も置いています。よかったら一度ご覧ください。

Q. 無事出産したので、治療を再開したいのですが、いつ受診したらいいですか?

お子さんと出会えたのですね。おめでとうございます!子育てはいかがですか?
治療の再開ですが、授乳中はホルモン状態が妊娠には適さない状態になってしまうので、授乳を終えてから受診なさってください。
胚移植からのご希望でしたら、必要な検査を終えていただいた次の周期から移植ができますよ。そろそろ移植したいと思われた時は、一度来院してください。
久しぶりにお顔を拝見できるのを楽しみにしております。


その他

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Q. 不妊治療を受けたいのですが、仕事が忙しく、続けられるか心配です。

どれくらい病院に行かないといけないのか、仕事を休まないと通院できないのか、考えると心配になりますよね。
当クリニックには、たくさんの方がお仕事をしながら通院されていますよ。
早朝診察や夜診もございますので、両立の助けになると嬉しく思います。
妊娠へのアプローチはご夫婦それぞれです。治療内容や通院頻度にもよりますが、通院できる範囲でやっていくというのも一つの道かもしれません。
また、勤務先に不妊治療中であることを伝えたり、治療と仕事の両立支援制度を申請する際には、不妊治療連絡カードを発行することもできます。
まずは、状況やご希望をお聞かせください。お待ちしております。

Q. ブライダルチェックを受けたいのですが、ブライダルチェックで妊娠できるかどうかわかりますか?

ブライダルチェックと、妊娠希望で受診される方におすすめしている検査では、同じ検査項目のものもありますが、異なるものもあります。
ブライダルチェックだけでは、妊娠のための基本検査は十分ではありません。
入籍前でも、妊娠をご希望でしたら、妊娠のための基本検査や身体の状態の確認をしていくこともできます(基本検査は、生理周期1周期かけて行います)。
ご予約のときに「ブライダルチェックと妊娠のための基本検査も希望」とお伝えください。

Q. 他の病院で「あなたに人工授精は意味ないから、体外受精にすすみましょう」と言われてしまいました。人工授精をしてもらうことはできますか?

人工授精は意味がないからと体外受精をすすめられたのですね。
それで、あなたは、人工授精をしてみたいということなのですね。
通院先の先生が「人工授精は意味がない」とおっしゃった理由はお聞きになられましたか?
当クリニックでは、卵管が通過していて、排卵もしていて、精子も動いているという所見があり、お二人がご希望されるようでしたら、人工授精もさせていただいています。
ただ、人工授精の有効性(人工授精をすることが、タイミング療法や体外受精よりもメリットがありそうかどうか)は、お二人の状態によって変わります。
よろしければ、今までの治療経過や検査データをお持ちになって、受診してください。

Q. 今38歳です。AMHは1未満です。今まで2つの病院に行って、10回採卵しました。 なかなか胚盤胞にならなくて、移植できたのは2回です。お金はもちろん気持ちもつらくなって、今は治療を休んでいます。まだチャンスはあると思いますか?妊娠するためにどんなことをしてもらえますか?

採卵を10回されたのですね。胚盤胞に育って移植できたのが2回ですね。
採卵をして移植できないと、お金も気持ちも疲れてきますよね。ものすごく頑張って治療されてきたのではないでしょうか。
今までの治療経過や、使用したお薬を教えていただき、今後の治療に活かしてゆきます。
その他、妊娠する力のあるような質の良いたまごができるように、あなたにあったアプローチを提案させていただきます。今までの治療内容を詳細にお聞かせください。
ところで、毎日の生活はいかがですか?普段の食事や生活の状態が、妊娠力を高めていく可能性もあります。生活面のアドバイスもやっておりますので、希望されるようでしたらお申し出ください。
そして、気持ちが疲れるとなかなか前向きになれないかもしれませんが、臨床心理士もおりますので、こころも大切にする時間をとりながら、すすめていきましょう。
お待ちしております。

Q. 私は今45歳で、通院先の病院では、「これ以上は治療できない」と言われてしまいました。だいたい何歳くらいまで妊娠できますか?

そうですか、治療できないと言われてしまいましたか…。今はそのことについてどのようなお気持ちでしょうか。妊娠の可能性がどれくらい残っているのか、知りたいという感じですかね。
当クリニックで体外受精をされた方で、最高出産年齢は45歳3カ月です。残念に思われますか?それとも、もう少し治療を続けてみようと思われたでしょうか?
当クリニックでは、年齢に制限は設けておりません。もし、治療を続けたいということでしたら、どうぞお越しください。
また、人生において、自分たちの子どもをもつことが全てではないという考えもあります。もし、子育てをしたいようであれば、特別養子縁組や里親という制度もあります(通院されていた方で、この手続きで父親、母親になられた方もおられます)。
そして、自分たちに子どもがいないからこその人生の在り方もあると思います。
いずれの人生においても、それぞれに尊く価値のある人生ですよね。
とはいえ、妊娠の可能性が0%じゃないのなら諦められないと思う気持ちもあるものだと思います。
それに、自分たちの子どもを持つことに対して自分たちが納得できるまでどれくらい向き合えたのか、という経験は、この先を生きていく上でもとても大切なことだと思っております。


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