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住吉美紀さんの不妊治療体験記から

 

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フリーアナウンサーの住吉美紀さんは

不妊治療の経験者で、

今は、パートナーさんと2人で暮らしておられます。

不妊治療のことや治療後の人生について

インタビューが載っていましたので、

リンク先を貼っておきますね。

 

→住吉美紀アナ「誰にも言えなかった」不妊治療を経て「この生き方でいいんだ」と思えるまで

 

このインタビューの中で住吉さんは、

「不妊治療は始めると、

 絶対に子どもができないと幸せになれない、

 と思い込んじゃうんですよね。」

と、語っておられ、

ほとんどのみなさんが共感される心境じゃないかな、

と、私も思いました。

 

子どもができなければ、

がんばったことも

かけたお金や仕事の調整も

報われないし、

パートナーさんが

お父さんになれないし、

家族や友達の前でも

肩身が狭い思いをするし、

女性としての価値がないように感じてしまう…。

 

そんなような思いが

ぐるぐるめぐっているのではないでしょうか。

 

 ー 子どもを持たなくても

      しあわせに暮らしているカップルもいる ー

そういう事実は知っているけれど、

今は自分がそうやって生きていくとは

考えたくないかもしれませんね。

 

時折、「みんな、どうやってあきらめるんですか?」

と、たずねられることがあります。

 

治療を終えるとき、

「十分やり切った」という自負はあるようですが、

こころがスッキリしているかというと、

スッキリとまではいかないけれども

まず “終える” という行動を

先行されている印象があります。

 

きっと、その後の人生で

自分の人生を受け容れていくなかで、

それぞれの思いにも

おさまり場所、おさまり具合が

できていくのではないでしょうか

と、想像しています。

 

 

心理カウンセリングでは

自分の感情と少し距離をとりながら、

今浮かんでくるさまざまな思いや感じについて

じっくりながめてみたりしています。

 

じっくりながめていると

感情に覆われていて気づかなかった

こころのメッセージが

聴こえてくるんですよ。

 

一度、今までがんばってきた自分を労って、

これからの自分について

じっくり考えてみる時間をもってみられませんか。

 

「話をしに行く」と思うと

ちょっと気負う方もおられるかもしれません。

「ちょっとひと息つきにいこう」

「こころもマッサージしてあげよう」

くらいのお気持ちでいらしてください。

ご来談、お待ちしております。

 

 

 

 

公認心理師・臨床心理士  間塚

 

 

 

 

 

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