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スタッフブログ

変化についていくこと、変化を楽しむこと

 

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結婚や転勤で住む場所や生活スタイルが変わることがあります。

他府県から滋賀に来られたり退職などで環境の変化があった方がいらして

多くの方が「新しくともだちをつくるって難しいですよね」と仰ります。

今までの友達とは、メールや電話はできてもなかなか会えないでしょうし

これまで職場で雑談していた時間もなくなると

「気付いたら今日はレジのおばちゃんとしか喋っていない!」という日が

日常になってきますよね。

オリエンテーション(カウンセリングのご紹介)をしているときに

「こんなにゆっくり人と話したの久しぶりです」とお聴きすることが珍しくなく、

お仕事や習い事がなければ、あとは美容室などで接客してもらうときくらいしか

おしゃべりする機会ってないものなんだなあ、と、思いました。

 

中には「友達と話さなくても、独りの方が楽だから」と思ってらっしゃる方もおられますし

「友達と話さないといけない!」というわけではもちろんないのですが

そういった環境や状況の変化に慣れていくことが、時に難しかったりするのだなあと思っています。

「前の場所だったらあのお店に行ってあれ買うのに、こっちでは売ってないな」のような

“生活に大きく差し支えはないけれど残念なこと”もチラホラありますし

「妊娠を優先したくてストレス避けたいから仕事はしてないんです」と

今の自分にとっていい方を選んでいるはずなのに、毎日がもの足りなく感じたりとか。

そんな中「早く妊娠したらこんなこと考えなくていいのに…」って思っちゃったり、とかね。

 

こういう時「あ、私、また妊娠のこと考えてる!」と気付くことができると

他に何か集中できそうなことをしたり、深呼吸に集中したりするなどして

思考のループからはなれることができます。

 

“前の暮らし”や“周りの人の暮らし”とついつい比べたりするものですが

“今の暮らし”だからこそ見つけられることもあるのだろうなあ、

今の状況だからこそ気づけることもたくさんあるのだろうなあ、と思ったりしています。

 

さて、今季最大の寒波がきているそうで、とても寒いですね。

明日は雪が降るかもしれませんので、来院予定のみなさま、

くれぐれも気をつけてお越しくださいね。

 

臨床心理士 間塚

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