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スタッフブログ

地震があって。

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大阪北部を中心に、地震が起こりました。

みなさん、大丈夫でしたか?

通勤中だった方や通院しようと思ってらっしゃった方、

大変な想いをされたことと思います。

また、ご家族やお知り合いは、被害にあわれておられませんか。

まだ、この地震がおさまったのかどうか分からないですし、

みなさん不安な想いを抱えておられることと思います。

 

ニュースやSNSの情報は、

受信する側の受けとめ方次第で

役に立つものにもなれば

不安を煽るものにもなるなあ、と

今回改めて思いました。

何かあった場合の備えはしておきながらも、

できるだけ冷静に判断していきたいですね。

 

今、私たちの心身は、今の状態を乗り越えようと

必死で頑張ってくれている状態です。

なので、こういった時期は、

いつもより血圧が高かったり、

呼吸や心拍数が速かったり、

柔軟に考えられなかったり、

集中力や判断力が低下したり、

イライラしたり、

口数が減ったり、

眠りにくかったり、

悲しかったり、茫然としたり、

恐怖感が強かったり、

「いつもの自分と違うよ」という状態になっていることがあります。

 

これは、“何かあったとき”に心身が頑張ってくれている証で、

この状態はそう長く続くものではないと言われています。

そういう状態になるのも、自然なこと、なのですね。

 

もし、「少し心身を休ませてあげたい」と思う場合は、

例えば、夜、いつものように眠れないなという方は、

夜でなくてもいいので休めそうなときに休むようにしてみたり。

落ち着かないなという方は、

できるだけ誰かと一緒に過ごしてみたり。

イライラしたり集中できない場合は、

いつもよりゆっくり丁寧に作業をしてみたり。

こういった状況ですから、

自分も“試運転”みたいに思って、過ごしてみませんか。

 

何よりも、これ以上の被害が出ないことを祈っています。

 

臨床心理士 間塚

 

 

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