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自分に合った病院に。

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待合室に、“Jineko”というフリー雑誌が置いてあります。

Jinekoは不妊・不育症を生きた方へのインタビューや

不妊治療専門医による悩み相談やアドバイスなどが掲載されています。

 

治療に通っている方へのインタビューを読んでいると

通っている病院が自分に合っているかどうかが大切と

何人かの方が仰っているのです。

 

周りに不妊治療をしている方がいたら

その方たちからも情報が入りますし、

治療をしている方のブログを読んでいる人も多いでしょう。

なかなか結果が出なくて

「本当に妊娠できるのかな…」って思うときに、

誰かが「この注射打った周期に妊娠したよ」とか

「採卵の方法を変えたら、卵が何個か育って妊娠できたよ」と言っていると、

「私にはすすめられないけど、大丈夫なのかな?」

と、ちょっと懐疑的になってしまったりすることもあるみたいですね。

 

妊娠のためのすすめ方って、病院によって違います。

そして、みなさんの状況や状態によっても変わってきます。

誰かが妊娠した方法は

そのカップルにあったものであっただけではなく、

そのカップルが妊娠するタイミングだったのだと思います。

 

妊娠を待っている間、

いろんな情報にこころが揺れると思います。

もちろん、今取り組んでいること以外の方法を知らない場合もあるので、

正しい情報は役に立つこともあります。

ただ、得た情報が、自分にも試す価値がありそうなものなのかは、

先生に尋ねてみられませんか?

なぜこれはすすめられないのか、

なぜこれをすすめられるのか。

ちゃんと説明してもらえると、ほっとしたり、合点がいきますよ。

 

そう考えると、コミュニケーションってとても大切ですよね。

自分に合っている病院かどうかは、

“妊娠に対して満足のいく治療をしてもらえた”ということだけでなく、

“聞きたいことをちゃんと聞けて、答えてもらえた”

ということも含むんだと思います。

何かひっかかることがあったり、

聞いてみたいことがあれば、

先生やスタッフにたずねてみてくださいね。

 

 

臨床心理士  間塚

 

 

 

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