TOP > NEWS > スタッフブログ

スタッフブログ

妊娠をめぐることがきっかけで変わったこと

花がひらくとき

 

「これまでの人生、結婚までとても順調だったのに、今まで願ったことは全て叶ったのに、

 妊娠だけは思ったようにならなくて、人生初めての壁です。」

という方はけっこうたくさんいらっしゃいます。

 

人生初めての壁。

しかも、妊娠のこと。

今までのことは、努力すればある程度は結果がついてくるものだったのでしょうが、

妊娠は努力をすれば必ず結果が出るものではないですし、

もしかしたら周りには苦労せず妊娠しているように見える友人がいるかもしれませんし、

「なんで治療もしているのに、妊娠できないんだろう」と

思うこともあるかと思います。

 

「人生、まさか、ここでつまづくとは・・・」というお気持ちですよね。

 

こういったことがきっかけで、今まで深くは考えていなかったけど

「幸せってなんだろう」など、ご自身の人生観や価値観まで顧みられるようになることもあって、

例えば、

「もう、すっごく悩んだし、いっぱい試したし、ぐるぐるぐるぐる考えたけど、

 これだけ頑張って妊娠しないのなら仕方ないって思えるようになった。

 人生思ったようにならないこともあるって、本当の意味でわかった。」とか、

「結婚したら子どもができてっていう生活を当たり前に思っていたけど

 これまでの人生も当たり前なことなんてなかったんやと思ったら、

 今までの私は本当に恵まれてたと思う。」とか、

「お母さんに話したら『そんなに大変なんやったらもういいんじゃない?

 あなたたち2人が仲良くやってたらいいやないの』と言われて、ものすごくホッとして大泣きした。

 お母さんがどう思うかが、自分にとってはこんなに大きかったんやって気がついた」とか、

「人生について考えると、今の仕事、条件がよくてやめずに続けてきたけど、

 特にやりがいがあるわけではないし、このままでいいのかなって思って。

 自分の人生って、生活の質を保つためにあるんじゃないんじゃないかな。」とか。

そういったことを思うようになられるまでに体験された苦労や困難を思い浮かべながら

それぞれのかたちで自分のことを考えてみられたお話を聴いていると、

私も一緒に納得したり、じんわりと心に沁みていったり、

こころに詰まっていった石が“コロン”と動いていったような気持ちになったりしています。

 

 

 

 


他人と比べることについて

IMG_180034925012220

 

「なぜ他人と比較してしまうのだろう、そんな気持ちがなければ楽なのに」と

たくさんの人が悩んだ経験があるのでは、と思います。

人間は、他人と比較する生き物で、どの時代でも私たちの苦しみの一つではないかと思います。

 

ちょっと学問的な話を交えてみますと、比較する背景には次のような目的があります。

①自己評価を行うため

 「自分の考える意見は果たして正しいのか」、「自分の能力はどの程度であるか」など

 自分自身の考えや能力の程度について、はっきり明確にしたい気持ちがあり、

 自分と他者を比較することにより自分の能力の程度や意見の妥当性を評価するための比較。

②自己高揚のため

 自分よりやや優れた人をライバルとし刺激され努力することで、高い技術や能力を身につけたり、

 自分より不幸や不運だと思う人と比較することで、自分の幸福感を感じようとするための比較。

③自己融合のため

 まわりの人間と同じ行動をとるなどして、自分がその集団で適当な行動をとることができるように

   するため、またその集団との関係性を維持するための比較。

 

また、“相手との差を感じたとき”や“落ち込んでいるとき”、

“初対面の人と会ったとき”や“相手の魅力を感じたとき”に他人と比較しやすいという研究もあります。

このように、私たちは多くの場面で比較をして過ごしていて

他人と比較して苦しい想いをすることもある一方で、自分に役立てている部分もあるようです。

 

妊娠についても「周りと比べてしまって」辛い想いや悲しい想いをしているとおうかがいします。

私たちは無意識のうちに他人と比べながら生きてきたわけですから、

子どもがいたり妊娠している人といると自動的に比べてしまうものなのかもしれません。

一方で、「比べなくていいのに」、「他人は他人、自分は自分って強く思えたらいいなあ」

という気持ちが出てきて、比較して苦しかった気持ちを助けてくれることもあるかもしれませんね。

ただ、みなさん全員が「他人は他人って思おう!」と心から思えるものでもないかな、と思います。

 

何をお伝えしたいのかと言うと、

“他人と比べてしまうから悪い”というものではないのですよ、ということです。

そのことが生きる原動力になる方もいらっしゃいます。

ただ、自分がどういった傾向があるのかを知っておくことは、とても大切だと思います。

どれくらい人と比較する傾向があるのか、

比較したあと落ち込みやすいのか頑張ろうとするのか、

どういった事柄について比較しやすいのか、など、

みなさんはどういった傾向がありそうですか。

 

 

 


聞いたらスッキリしそうなこと、ありませんか?

_20170925_141517

いろんな事情で当院に転院される方がいらっしゃいます。

診療内容や診療時間、立地、など、転院される理由はさまざまですが、

「説明が不足していた」 「もっといろんな提案をしてほしい」

といったことも多いです。

「私が妊娠したい想い、分かってもらえてないって思った」と

おっしゃる方も少なくありません。

 

数ヶ月の通院で妊娠に至るようならば、気になることがあってもやり過ごせるかもしれませんが

通院が続いていくと不安や不信は募りがちです。

同じように妊娠を希望している他の方はどんな治療をしているのか、

他にどんな検査があるのか、ネットで調べたり誰かに聞いたりした情報と照らし合わせては

「どうして私は薬を使ってもらえないのだろう」、

「なんでもっと『次はこうしてみましょう』と言ってもらえないんだろう」、

と、余計に不信を促進させる方向に考えてしまうこともあるのではないでしょうか。

 

そんなふうに自分の中ではたくさんたくさん考えているのに

“お医者さんの方から治療方法を提案するものだ”とか

“患者側から意見したら失礼なのかな”とか思ってしまうと

診療の状況は変わらずに時間が過ぎて

「あ、もう、ここ通っていてもダメかも」と、転院を決めるという流れになっているように思います。

また気になってはいても「バタバタしていて忙しそうだから質問しにくい」と思って、

断念される方もいらっしゃいます。

 

こういった話を聴いていると、

気になることや不安なことは聞いていくことがすごく大切だなあ、と思うのです。

そして、質問されるときに、「どうして薬使わないのですか?」とか

「他に方法はないのですか?」と言った、ピンポイントの質問よりも、

「卵胞の育ちをみてタイミングとるっていうのが6ヶ月続いて、それでも妊娠しないので、

このままでいいのか不安になってきました。薬を飲んで妊娠したという友達がいるのですが、

私も薬を使ったら妊娠できますか?」とか、

「検査も問題なくてタイミングをあわせているのにどうして妊娠しないのか、と考えてしまって…。

調べてみるとタイミングの次に人工授精があるみたいですが、私にはどうでしょうか?」とか

どういう気持ちになっていてその考えにたどり着いたのか、を伝えると

医師もよりみなさんの気持ちに即した回答をしやすいのではないかと思っています。

 

今、当院に通院中の方で、不安や気になることがあるけれど言いにくいって方がいらっしゃいましたら、

どういったことで気になっていらっしゃるのか、スタッフは知りたいと思っています。

先生とお話できそうならそうしていただけるといいですし

注射や薬の受けとりや説明のときにスタッフと話してもらってもいいですし

カウンセラーのところにきてもらうこともできますし

受付で「もう少し話を聞きたいのですが…」とお声かけくださってもいいですよ。

話しかけるのが苦手な場合は、毎回持ってきてもらっている問診票にお書きいただくと

先生が診察室でお答えくださいます。

解消できる不安はモヤモヤは解消しながら通院してくださいね。


お母さんとの関係は、いかがでしょうか。

DSC_0592

開院してからこれまで、

カウンセリングの内容で一番多いのは妊娠にまつわることやご夫婦のことで

他には、お仕事のことや新生活のこと、ご自身の性格のことなどいろんなことをおうかがいしましたが

時折話題にあがる大切なことの一つに、実のお母さんのことがあります。

 

みなさんは“仲の良いお母さんと娘の関係って理想的!”というイメージを、お持ちでないでしょうか。

きっと多くの方が、優しそうで愛情あふれる家族像を求めるものだと思いますので、

「なんでお母さんに対してやさしい気持ちになれないんだろう…」

「お母さんが期待するようないい娘になれなくて悲しい…」

「お母さんの思うようにしないと、お母さんがさみしい顔をする…」

というように、お母さんとの関係で“実はちょっとひっかかること”があっても

なかなかそう思っているとは言えなかったり、自分を責めてしまったりすることがあります。

誰からみても言動に問題があるようなお母さんならば「しんどい」と言えるかもしれませんが、

“がんばり屋で完璧なお母さん” “たくさん助けてくれるお母さん” 

“家族のために尽くしてきたお母さん” “いつでも一緒に子どもの気持ちになってくれるお母さん”

というようなお母さんだった場合、

“自分は恵まれている” “お母さんは自分のために頑張ってくれている”

“周りからはいつも「いいお母さん」と言われる”と、

いい母と娘の関係だと疑わない場合もありますし、

「『お母さんといるとしんどいなんて』、『お母さんが重たいなんて』、

思っている自分がおかしいのかな」、と、思ってしまうようですね。

 

結婚して新たな生き方を始められ、

物理的にも心理的にも、育った家族とは距離ができ、

お母さんとの間で選んできた生き方も、自分個人の生き方へと成長していきます。

そういったタイミングで

“あれ?実は私、お母さんとの関係でしんどかったんだ”とか

“結婚しても、お母さんの意見に左右されるなあ”

と気付かれることは自然ななりゆきかと思います。

“お母さんを悲しませたくないから”

“お母さんを好きで頼りにしている部分もあるから”

“お母さんを傷つけてしまうと自分もつらいから”と

気づいた気持ちを押し込めて、なんとかうまくお母さんと関わろうと考えたりしますが、

これは自立のタイミングですから、

お互いがある部分では依存し合っていた関係に、さよならする時期かなと思っています。

 

みなさんのお母さんとの関係はどんな感じでしょうか。

適度な距離はありますか?

お母さんが望むようにふるまったりしていませんか?

お母さんをかわいそうに思って、支えてあげたりしてませんか?

誰よりもお母さんに認められたいと思っていませんか?

気付かないうちにお母さんとの関係でたくさんの影響を受けています。

思い当たることがある方、一度、一緒に整理してみませんか。


ビタミンDと妊娠の関係

草津レディースクリニックは、9月で開院9年目を迎えました。

開院当初から、ご夫婦にとって納得いただける治療を

みなさんの状況やお考えなどに心を傾けながら一緒に考えてまいりました。

今後も、みなさんと一緒に歩んでいけるクリニックでありたいと思っています。


IMG_20160827_125300

さて、前回、妊娠に良い食べ物のお話をしました。

今回は、妊娠力を高める栄養素として話題の“ビタミンD”についてお話していきます。

ビタミンDは、カルシウムの吸収をサポートし血液中のカルシウムの濃度を一定に保つ働きを

していますが、必要量を摂れていることが妊娠のサポートになることがわかってきました。

ビタミンDと妊娠にどういったかかわりがあるか、みていきましょう。

 

*ビタミンDでPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)を改善

 ビタミンDはインスリン抵抗性の改善作用があります。

 PCOSはインスリン抵抗性と関連して症状が出ていることがありますので、

 ビタミンDがPCOSを改善させる可能性が検討されています。

 ビタミンDとカルシウムの投与で、インスリンの抵抗性、男性ホルモン値、

 月経周期の乱れ、排卵の改善がみられたという報告もたくさんあります。

 

*血液中のビタミンDと着床率

 海外の研究では、血液中と卵胞液中のビタミンDは互いに影響していて、

 ビタミンD濃度が高いと妊娠率が上がるという報告があります。

 また、習慣性流産の方のビタミンD濃度が低いという報告もあります。

 ビタミンD濃度が低下すると、流産の要因の一つとされている

 “抗リン脂質抗体” “NK活性” “抗核抗体” “抗DNA抗体”の数値が上昇するそうです。

 

*ビタミンD濃度とAMHの関係

 40歳以上の女性では、ビタミンDの濃度が低いと、AMHの値も低くなることが分かっています。

 ビタミンDは日光と関係しているため、夏は血液中のビタミンD濃度が高く、

 冬は低くなるという特徴があります。

 AMHもビタミンDと同じような季節性の変化があるので、

 AMHの値が低くなる冬にビタミンDを食事で摂ると、その変動がなくなったという報告があります。

 別の実験では、ビタミンDによってAMHの値が増加することが報告されています。

 

こういった報告を知っていくと、ビタミンDを摂りたい!と思いませんか?

ビタミンDを含む食品には、鮭、カツオ、しらす干し、鶏卵、キクラゲなどがあります。

そして、ビタミンDは皮膚が日光を浴びることによっても生成されます。

でも、女性としては、紫外線対策として日焼け止めや日傘の使用を止めるのは勇気がいりますよね。

肌へのダメージも心配ですし、足りない分はサプリやビタミンD含有の卵などで補う方法もあります。

ただ、ビタミンDは脂溶性ビタミンで、過剰に摂取した分を自然に排出はできません。

摂りすぎには注意が必要です。(目安量5.5μg/日 耐用上限量100.0μg/日 *成人女性の場合)

ビタミンDの濃度が気になる方は、まず血液検査で測定されることをおすすめします。

足りていないようであれば、必要量が摂れるように工夫をしていきましょう。

ビタミンDの血液検査は当院で行っていますので、お声かけくださいね。


「妊娠によい食べ物は何ですか?」

8月が終わろうとしています。

夏の終わり、のような空気を感じるときもありますが、

まだまだ残暑が厳しい毎日です。

体調には引き続きお気をつけてお過ごしくださいね。


_20170829_120527

 

「妊娠のために心がけられることは何かな」と、

たくさんの方が気にされているかと思います。

 

できるだけインスタント食品は避けるようにしている、とか

ストレスをためないようにしている、とか

運動不足なので駅まで歩くようにしている、とか

健康な身体でいるために工夫されていることがあるかもしれませんね。

 

「妊娠に良い食べ物は何ですか?」とよくご質問いただいていて、

できるだけ良いものを摂りたいという気持ち、とても伝わっています。

食べ物に関しては、それぞれに大切な栄養素を備えているものですので

何かの食べ物が特別妊娠に良いということではなくて、

基本的には、必要な栄養素が不足しないように

いろんな食材を万遍なく食べていただくことがいいかと思います。

健康な身体つくりに必要な栄養素は

“炭水化物・たんぱく質・脂質・ビタミン・ミネラル”です。

まずは、それぞれの栄養素をバランス良く摂れるように心がけてみましょう。

 

栄養素はたくさん種類がありますし

どの栄養素が何の働きをしてくれているのか、知りたい方がいらっしゃるかもしれませんので

妊娠の力になってくれるおもな栄養素とその働きを記しておきますね。

 

*たんぱく質(肉・魚・卵)…皮膚・血管・筋肉などの身体の土台、質の良い卵子の生成

*鉄(レバー・あさり)…血液中のヘモグロビンをつくる

*ビタミンE(かぼちゃ・アボカド・ナッツ類)…抗酸化作用、卵子の若返り、血流・ホルモンの働きをうながす

*亜鉛(カキ・ホタテ)…男性ホルモンを合成し、精子数や運動性を高める

*葉酸(ほうれん草・レバー)…赤ちゃんの健全な発育を助ける

*カルシウム(牛乳・チーズ・小魚)…精神を安定させる 

 など…

 

毎日時間に追われつつ料理をされている方も多いですよね。

栄養素をもれなく摂ることも大切なことですが

そのことに一生懸命になり過ぎてしまうと生活に差し支えてしまうかもしれません。

生活はトータルのバランスが大切ですから頑張りすぎないで、

まずは間違った努力をしない(必要以上のダイエットや偏った食事など)ように、

そして、たくさんの種類の栄養素を摂れるように“ちょっと心がけてみる”くらいから

考えてみられてはいかがでしょうか。


お腹の赤ちゃんがいなくなって。

ドラマの“コード・ブルー”で、登場人物の1人が流産になるシーンがありました。

 

_20170817_120831

 

流産を体験された方は

ご自分の体験と重ね合わせてご覧になられていたのでは…と思います。

妊娠がわかってからは、

宿ってくれた命への愛おしさが芽生えていったり

「お母さんなんだな」と少しずつ実感したり

つわりがひどくても我が子のためなら、と、我慢できたり

生まれてからのことをたくさん想像したり

いろんな想いがいっぱいいっぱい詰まった時間だったことでしょう。

 

赤ちゃんがいなくなってから、時間が経つ中で、

「また妊娠できる!きっと大丈夫!」と気持ちを強くもてるときが出てきたり、

「宿ってくれた命に変わりはないのに…」 「育ててあげたかった…」 

「あのとき、こうしなければよかった…」と、悲しさがやってくることもあって、

そういった気持ちの波が寄せては返し、日々を過ごされているかと思います。

 

旦那さんのつらさや悲しさ、奥さんのつらさや悲しさ、にもそれぞれのものがあって、

それぞれの気持ちはその人にしか分からないものかと思います。

きっとお互い相手を思って言わないでいる気持ちもあるでしょう。

ただ、お互いに相手のことが大切だから、少しでも悲しみや痛みを和らげたいから、

傍にいたり、一緒にご飯を食べて他愛もない話をしたり、

そうやって伝わってくる温もりややさしさに救われたりと、

そういった時間を過ごしていくなかで、癒えていく心があるのかなと思っています。

 

ご夫婦の未来へ、お二人の一歩を踏み出されることを願っています。


葉酸は十分摂れていますか?

「葉酸を摂ってますか?」とおうかがいすると、たくさんの方が「はい」とお返事くださるので、

みなさんしっかり調べたり知識を得たりされているのだなあ、と安心しています。

葉酸は妊娠を希望する1ヶ月以上前から

食生活から得られる葉酸量+葉酸サプリメントから400μg(0.4mg)/日

を摂取するように厚生労働省も呼びかけているのです。

葉酸は赤ちゃんの神経管閉鎖障害を防ぐ効果があるのですが、

なぜ妊娠前からの摂取が推奨されているのかというと、

神経管閉鎖障害は、妊娠直後から7週未満に発症する可能性が高いからです。

また、葉酸は、赤ちゃんの神経管閉鎖障害を防ぐためだけに必要なのではなく、

造血、細胞分裂やDNAの合成に使われているので、とても大切なビタミンです。

厚生労働省がサプリメントでの摂取を呼びかけているのは、

葉酸は食事からでは必要十分量の摂取が難しいビタミンで不足しがちになるからです。

 

当院で置いているサプリメント“pregna ベーシック”にも必要量の葉酸が含まれています。

“pregnaベーシック”は、他にも健康を維持するために必須のビタミンやミネラルが豊富に含まれています。

サプリメントを積極的に摂る意向はないという方には手を出しにくいところもあったかもしれませんよね。

この度新しく、“ビーンスタークマム”という葉酸サプリメントも置くようにしました。

mama_product_1

1粒に葉酸400μgと、鉄13mg(妊娠初期に必要な鉄量)と、ビタミンB群が含まれていて、

“pregnaベーシック”よりもお値段的にも手軽に摂っていただけるサプリメントです。

 

そしてこのサプリメントのいいところは、食べられるところです。

お湯や水で薬のように飲むのではなく、タブレットなので美味しく食べられます。

そういった気軽さや美味しさが、スタッフの中でも好評です。

診察室の扉の横にサプリメントの紹介コーナーがありますので、

まだ葉酸を摂っていらっしゃらない方、検討してみませんか?

 

一つだけ気をつけていただきたいことがあります。

葉酸の1日摂取量は1000μg(1mg)までとされています。

今現在、“pregnaベーシック”などで必要量の葉酸を摂っておられる方は、それで十分です。

食事からバランスよく十分な栄養素を摂れている方は、“ビーンスタークマム”の葉酸サプリメントで、

食事から十分栄養素を摂れているかどうか不安な方は“pregnaベーシック”で、

健康で妊娠に安心な身体の状態を保つサポートをしていきましょう。

 

サプリメントは足りていない栄養素を補助するものです。

健康な身体は、基本的には、健康的な生活習慣からつくられます。

新鮮ないろんな食材で彩られた食卓をできれば誰かと共にして、笑って楽しい時間を過ごし、

ゆっくりお風呂に浸かって、できるだけ早めにぐっすり眠りましょう。


帰省の予定に緊張しませんか?

_20170803_123216

8月に入りました。

夏休みと年末年始は、親族で集まる機会がある方が多く

帰省予定に気が重くなっておられる方もいらっしゃるかと思います。

帰省先で直接「子ども早くつくらないとね」などと言われてしまう場合もあるでしょうし、

親族が妊娠していたり小さいお子さんをお持ちのこともるでしょうし、

きっと「帰省までに妊娠して報告したい!」と思っておられた方がほとんどでしょう。

 

妊娠のことを尋ねられても気負わずに流せる方もおられるかもしれませんが、

お子さんがいる他の家族と空間を共にして苦しい気持ちになることもあるでしょう。

せっかくのおやすみ、せっかくの帰省ですが、

こころが緊張してしまっては残念です。

自分の気持ちがどうやっても傷ついてしまうような状況だったら、

帰省を取りやめてもいいんじゃないかな、と思います。

今回は無理に帰省しなくても、帰省しようと思えるときに帰省すればいいと思いますよ。

 

妊娠のことに触れられそうなことを避けたいだけで

帰省自体が嫌というわけではないという方は、

何か聞かれたときの返答をいくつか用意していくと落ち着いて答えられるかもしれませんね。

言われたことを受け流すパターンもあるでしょうし、

“妊娠できたら嬉しいなとは思っているのでそっと見守ってくれますか”

“病院で検査だけ受けてみようと思っているんです。報告できるときが来たらいいですね”

と、やんわり伝えてみるのも一つですし、

“子どもは欲しいとは思っているんで、周りが妊娠していくとプレッシャーに感じるんですよね”

と言えると、今後は気を遣ってもらえるかもしれません。

きっと触れてくるのは“実際どういう状況なのか分からないから知りたい”気持ちからだと思います。

どういった対応をするのがいいのかは、

みなさんや相手の性格、価値観、そして関係性によるので、

どういったパターンをとってみるのが適していそうか、想像してみてくださいね。

 

そしてなによりも、あなたのせいではないので、堂々としていてください。

たとえ、何か妊娠しにくいような状態が身体に起こっているのだとしても

それはあなたのせいではありません。

申し訳なく思う気持ちがあるかもしれませんが、堂々としていてほしいと思います。


子どもを授かることについて

_20170726_151115

先週、NHKの“あさイチ”で卵子提供の特集がありました。

ご覧になられた方いらっしゃいますか?

日本では卵子提供は行っていないので、

今回は台湾での卵子提供が紹介されていました。

 

治療していて“現状では妊娠していくのは難しそう”という状況だと

「卵子提供で子どもを授かれるなら受けたいな」と迷う気持ちが

出てくることがあるかもしれませんね。

子どもを授かって育てたいという願いが叶うことになったらそれは嬉しいでしょう。

ただ、同時に、子どもさんの出自を巡る事実についてどうしていくのか、

また子どもさんがそのことをどう受けとめていくのか、

そういったこともずっと向き合っていくことになりますし、

夫(妻)の立場や子どもの立場になって考えたりすると

どの選択がいいのか本当に迷いますし、決めることがむずかしいなあ、と思います。

 

自分たちの子どもを授かりたいから自分たちの力で治療をして

もし授からなければそれはそれとして受けとめてご夫婦で生きていかれる方、

絶対に子育てをしていきたいから養子縁組を考えられる方、

また、できるだけ血の繋がりを残そうと精子提供や卵子提供を受けられる方、

“子どもを授かること”についての考え方は、いろいろです。

 

ただ、卵子提供をしている医師が、

「子どもがいる家庭というのは温かいものです」とおっしゃってましたが、

私は、家庭の温かさは、子どもがいてもいなくても、その家族から生み出されるものだと思っています。

他人の価値観は他人のものとして置いておいて、

ご夫婦がどうしたいか、ご夫婦の価値観にあった選択を自信をもってしてくださいね。


1 / 41234
よくあるご質問